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美学の追求とバルセロナ

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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.19】
  2009.5.14

 「美学の追求とバルセロナ」

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■ 1 ワードやエクセルをPDFに変換するサイト
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  おはようございます、クレアネットの谷です。

  「ワードやエクセルをPDFに変換したいけど・・」
  
  そんな場合に一瞬でPDFにできるのがクセロPDFです。
 
  PDFファイルどおしをくっつけることも、取り出すことも、PDF変換することも
  簡単です。

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■ 2 メディア掲載情報 
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  ■bplatzpress(ビープラッツプレス)掲載されました                    
  毎月6万700部発行、大阪市内の各主要施設、地下鉄の駅等で配布中の
  「bplatzpress(ビープラッツプレス)」に掲載されました。

  ■ラジオ関西「谷敦のジャスト・フォア・ユー」 にゲスト出演                     
  ラジオ関西「谷敦のジャスト・フォア・ユー」
  ~関西経済を熱くする、魂のメッセージ~番組にゲスト出演しました。

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■ 3 美学の追求とバルセロナ
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 ●Nameはサッカー好きですか?

  サッカーシーンではヨーロッパチャンピオンズリーグというヨーロッパのクラブ
  チームでナンバーワンを決定する大会がいよいよ大詰め。

  決勝戦は再来週イタリアローマで行われますが、決勝のカードが
 
  バルセロナ VS マンチェスターユナイテッド

  というサッカーファンだけでなくても興味ある対戦カードになりました。

 ●マンチェスターユナイテッドというチームは世界的に有名なチームです。
  少し前まではあのベッカムがいたチームです。

  今はクリスチアーノロナウドというイケメンのストライカーが有名で、
  レッドデビルズの愛称で国内のリーグでも首位を走っていて、今年も
  優勝すると連覇になるという快挙がかかっています。
  パクチソンという以前京都サンガにいて韓国代表で活躍している選手もいます。
  

 ●対するバルセロナですが、以前はロナウジーニョがいたチームで今は
  メッシというすごい選手がいます。
  
  試合が膠着してもメッシが1人で打開してしまう選手で、とにかくそのプレーは
  見るとびっくりします。とにかく見とれます。

  
 
  ところでメッシはすごい、ということはすぽるとなどテレビを通じても何度も出てきますし、
  ウィイレというゲームのCMでも出てきたりしてますので置いておいて。

  今回はこのメッシのいるバルセロナというサッカーについて、です。

 

  ●バルセロナ、というチームが最も重視するのは
   「ボールポゼッション」という言葉です。

   ボールポゼッションとはボールを持っておくこと、つまり敵チームではなくて自分たちの
   チームがボールを持つことが最も重視することです。

  
  ●ボールを味方チームで持っておけば点を入れられることがないので、
   自殺点しない限り負けないんですね。
   ということで自分たちでボールを持つことが大事だと、いうことです。

  
  ●そしてボールを持っている段階で、数的優位の局面を作り出すことを次の大きな
   目的にします。敵が1人でこっちが3人で攻めればさすがに勝てますね。
   このような状況を作り出すことを次の目的にするわけです。
  
  
  ●そのうえで、どのように数的優位の状況を作るのかを、選手が共有し思考のスピードを
   早くする、例えば、味方からボールを受ける選手はパスを受けながら頭の中では、
   次の動作をイメージしており、パス、ドリブル、シュート、トラップを決定し、プレーしている
   ということです。

  ●バルセロナの強さはここにあります。

   とにかくプレーが早いことと、選手の判断がスムーズで意思の共有が大きく見られます。
   
   メッシのスーパープレーも、FWのアンリやエトーが敵を引き付けるために巧みにスペースに
   走りこんでメッシのプレーをしやすいように動いています。

   メッシのすごさはそういった場合に瞬時にパスかドリブルかを選択し、すばらしいスルーパスを
   出すこともありますし、ユーチューブの動画のようにドリブル突破を行いシュートを決めることも
   あるので敵としてはどちらを選択するのかわからない、結果やられてしまうということです。

  ●バルセロナ、というチームはこのボールポゼッションをベースとして世界で最も「美しい」
   サッカーを展開しています。
   

   それはメッシというプレーヤーの存在ではなく、全員が共有した意思のもととにかくボールが
   ポンポンと動き回り、そのうちに敵チームはボールが取れなくてしんどくなってきてやられてしまう。

   
  ●今のサッカーでは主導権を握って攻撃することは結構難しくなってきています。 
   7人くらいでしっかり守って、ボールが取れた瞬間にFWの外国人にボールを渡してカウンターで勝つ、
   カウンターサッカーの代名詞浦和レッズのようなサッカーが一番ラクですし効率はいいんです。

  ●ただ見ているほうは面白くない。プレーしているほうも面白くない。
   バルセロナはだからこそ「自分たちの美学」にとことんこだわります。
   主導権を握り、パスをつなげ、ボールポゼッションを高め、そして最終ゴール前まで進みシュートを決める、
   このような美しいサッカーにとことんこだわり、そして勝ち進んでいます。

  ●美学の追求、下手すると単なる自己満足に終えるのではなくて、美学をとことん追求し、
   そして結果に繋げるバルセロナ。

   カンテラという12歳~18歳くらいの選手を育成するバルセロナユース上がりのメッシや、
   バルセロナで活躍しているスペイン代表でもあるプジョル、シャビ、イニエスタ、ボージャンなどカンテラ上がりが多いのも
   美学の追求がしっかりできているのだと思います。

   もちろん監督のグアルディオラもカンテラ上がりでバルセロナ出身の38歳。
   プレーヤーの時のグアルディオラは針の穴も通すようなスルーパスや、背筋がぴんと伸びて
   相手を軽くいなすようなプレーが魅力的でしたが、その思想を今はシャビ・イニエスタがしっかり
   ひきついでいます。

  
   古くはヨハンクライフのトータルフットボールが今のバルセロナの原点ですが、
   中学のサッカー部の先生がクライフのスタイルに共感して指導していたのが、
   私が今のバルセロナのスタイルの共感を持てる最大の理由かもしれません。

   
  ●美学をとことん追求して、そしてマンチェスターユナイテッドに勝ってほしい、と願っています。
 
   ○ ボールポゼッション ⇒ 勝つ ⇒ 美しい
   × 勝つ ⇒ 美しい  

  勝てば官軍、的な発想ではないのがバルサの魅力、ですね。
  
  「1-0で勝つより、4-5で負けた方がいい」というほどの攻撃サッカーがクラブの哲学。
  だから世界にファンがいて、その姿勢に多くのファンを魅了し続けているのだと思います。

  
  ●ちなみに、われらがガンバの西野監督も「超攻撃サッカー」を標榜していて
  「アジアの中でのバルセロナを目指す」と公言しています。

  ガンバは1-0で勝つより5-4で勝つサッカーを目指し、ユース育成に力を入れています。
  かの宮本、稲本に橋本、今は二川に安田に(家長は大分行きましたけど)、最近は宇佐美ですね。
  ガンバユースは本当にいつでもタレントが出てきます。

  ガンバの哲学、的なものがしっかり若い世代に残っていっているように思います。
  育成がしっかりしているので、常に強い。

  

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■ 4 最後までお読みいただきありがとうございました
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  最後までお読みいただきありがとうございました。

  今回はチャンピオンズリーグ前ということもあって多少サッカー好きに沿ったテーマで
  やや分かりにくい部分もあったかと思いますが、
  美学の追求、という意味では組織である会社も同じ、だと思います。

  会社の美学。というもの。バルセロナの美学、ガンバの美学。
  クレアネットの美学は、検索にこだわる、顧客にこだわる、地味だけどしっかりやる、
  こんな感じですね。
    
   メッシばっかりクローズアップされますが、バルセロナは「イニエスタ」という選手が
  非常にうまい。
  
  童顔でかつ色白、それでいておでこが広いという見た目の特徴に共感持てる選手
  ですがバルセロナの心臓部はこの男です。地味なところが素敵です。

  ■アンドレス・イニエスタ

  準決勝のチェルシー戦では後半ロスタイムにこのイニエスタが決勝ゴールを決めました、
  その風貌だけでなくプレーもチェック!決勝は27日!です。

  (次回につづく)

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