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ナラティブ・サイエンスとSEO

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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.76】 2013.06.06
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「ナラティブ・サイエンスとSEO」

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【2】 ナラティブ・サイエンス
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● アメリカの企業にナラティブサイエンスという企業があります。ナラティブサイエンスとは、ロボットの会社です。ある意味、SEO対策をロボットが行うという意味もある会社です。
● 最近いろいろ感じることですが・・・。
● 仕事をする中であったり、仕事とは全く関係ないようなときの中でも、気に もしなかったのにいろんな不便を招くことがあります。
● 不満や不便については改善の父、と言われるように、その不満が生じればそ の改善が生まれるわけなので長い目で見ていくとビジネスの発生やサービス・商品の発生はその不満や不便を解消するために生まれていくわけです。
● 少し前にベトナムに行ったのですが、ここでも日本とは比べ物にならないくらいの異文化的な不便や不満がたくさんありました。まず何よりびっくりするのがバイクや車の通行量が梅田から心斎橋に向かっ て走る御堂筋線のような交通量で走っているにも関わらず、なぜか『信号がない』。
● ついでにいうと、『中央線もない』。なので今は何車線なのかだったり、車線のどの辺を走っているのかわからない わけです。何となくで走っているのですが、よく事故をしないものだと感じたりしつつ、改めて異文化としてしっかり感じて受け入れるようにすると不満や不便はあっという間に解消されました。
● 不満や不便をしっかり向き合うというと聞こえはいいのですが、そんなものではなくて「郷に入っては郷に従わないとやってられない」と言う感じもあります。

● そんなベトナムですが、ふとこれだけ車やバイクが走っているのにも関わら ず信号がないとなると事故もそれだけ多く発生するそうで、それなら信号をつ ければいいのですが、現地の方が説明するには
  『信号をつけるとお金がかかる。そんなお金がない!!!』

● だそう。ベトナムは社会主義の国家でもあり、日本のように民主主義がしっかりあって政党政治ではないので、そのあたりのある種違和感がしっかりと生じているそうです。

● お金がないから信号をつけない、日本だと交通量が全く無いのに信号だけはしっかりあって、車が全く来ない道でぼんやり自転車で渡ろうか渡るまいか悩むことがあります。(大阪の人は大多数、この場合はすぐ渡ってますが)

● そんなことはベトナムには一切なかったので、轢かれないように恐る恐る道を横切るのですが怖い怖い。これが不便なのか不満なのか、日本に帰ってくるといろんな感情が蘇ってきます。

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● そこで日本の話。
● ベトナムに行くにはこちらである程度下準備をしたうえで現地に向かったの ですが、予め宿の手配などは日本で行っていきました、もちろんネットで。
● 予約はネットで申し込みを行い入金も済ませ、トリップアドバイザーで口コミをチェックして、関空へはオンラインでチェックを済ませてゆっくり向かい、「地球の歩き方」を買って飛行機の中で研究する、わけです。
● というようなことを今はネットで出来るのですが、これが昔は旅行会社に出 向いて話をして電話やファックスを使ってやっていたわけです。ネットで代替 できるものはほどネットでしたほうが『便利』なのは、旅行なんかは日々痛感 します。
● となると、人間の代わりにネット、と言う考えであって、ネット=ロボット と考えると、ネット自体がロボット化して人間の動きを不要にしていくという 流れが色濃く出てきています。
● ロボットと聞くとどうしても、ネコ型ロボットのドラえもん、だったり、人間が入ってコクピットで操縦するガンダムののようなイメージを想像したりするのですが、現在ではメーカーなどでロボット機械が人間に代わってどんどんと出てきています。

● 名称で言うと、
・人間の代わりに溶接をしてくれるロボット
・人間の代わりに計測をしてくれるロボット
・人間の代わりに検査をしてくれるロボット
・人間の代わりに画像確認をしてくれるロボット
・人間の代わりに加工をしてくれるロボット
などがありますが、これらのロボットの役割を考えていくと、人間が行う仕事自体がロボットでも可能ならば代替可能性から考えてとって代わります。

● 高付加価値的なサービスは難しいですが、溶接をすることはロボットでもできる、計測するのもロボットでできるならロボットに代わるのが合理的といえます。

● さらに、こういった仕事に関しては、人間が行うと必ず「身体への危険」が生じます。溶接などの仕事でもそうですし、人が動く以上身体を何かにぶつけるであったり職場の中での安全を気にしないと大きな惨事に繋がることもあります。労災の問題になったり、従業員教育の必要性があったりも当然です。
● さらにさらに、人間の行う仕事には「予期せぬ失敗」は必ずあります。 ちょっとした気の緩みであったり、寝不足などの個人的な要因によって品質にムラが生じることもありますし、検査やチェック体制をどれだけ行っても人為的なミスは避けられません。
● そのように考えていくと、機械に任せる部分はしっかり任せて人間が出来る部分はその機械がどのように活躍するのかを最大限力を引き出すことが、最終的な商品製造やサービスを作っていくには最もいい、という発想になるわけです。

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● とすると、このSEO対策業界においても「SEOの機械化」というものが必要性と許容性の兼ね合いはあるものの、自然発生的に生まれます。
● SEO対策は・サイト内部対策・サイト外部対策 に大きくは分けることができます。
● そのうちの内部対策を行うことも、外部対策を行うことも、限りなく『機  械』が行うことができたら、そして、グーグル先生にもお叱りを受けないとしたら、それはSEO対策が機械に取って代わることに他なりません。

● この内部対策はコンテンツの強化ですが、コンテンツをナラティブサイエン スは取って代わります。そして、外部対策に関しても関連コンテンツサイトを制作に当たっての重要なコンテンツ自体をナラティブサイエンスが行えるわけです。
● SEO対策では、非常に多いコンテンツ作成の悩みですが、
 「新聞記者の仕事もロボットに置き換わるか?」
● ナラティブサイエンスは、記事を機械が作るメカ、を作ったわけです。特に記事内容に主観が入らない為替や相場などの報告や、野球などの展開をナラティブサイエンスが行うようですね。

● この記事をを見れば見るほど、人間の手によるべきもの > 機械が取って代わるものでない限り機械にゆだねるほうがよりいいと感じないわけにはいきません。
● 企業の存在意義なんかでいえば、機械ができること以外のことをやること  
で、新しい価値を生み出すしかありません。
● きれいな言葉として 「新しい価値を生み出す」なんか言いますが、「価値がないと消える」とか、「メカにコストも品質も負けるから、新しいことをせずにいられない」とか、そのように感じます。
● 面白くない芸人が消えるのと同じ感覚。
● 最近見た記事の内容ですが、Appleの下請け、中国・台湾で有名なフォックスコンの社員ですが、中国は香港の隣のシンセンで40万人の社員を従業員を使って仕事を行っていました。
● ところが、最大時の40万人から15万人にここ2年で削減し、現在は採用も控えているそうです。Apple側の説明では、「ロボット100万台計画」という機械化を大きく図るのでその分人員を削減しても問題ないとか、度重なる事故などで大きく機械化の必要性があったなどを伝えていますが、シンセンではなくて別の奥地、重慶工場で人員を確保するそう。
● ロボットに取って代わるにはヒトの力ではかないません。将棋なんかでも最近ロボットと人間の対局で、ヒトが負けましたね。
● 美術的な要素や文学的な要素はどこまでいっても機械はヒトに勝てないでしょうが、通常行うべき決まりきった要素などは機械に取って代わります。
● 事業を考えるには、『機械に取って代わられないように』考えるのが大事、仕事では機械に取って代えることができるのか考えるのが大事。
● SEO対策もナラティブサイエンスにできないコンテンツを作るのが究極的には大事、改めてそのように感じますし、逆説的にナラティブサイエンスの力を最大限に使うにはどのようにすればいいのかも正しい考え方。
● 日々の変化はあっても基本方向性は全く同じ発想で検討しないといけないと、このパンダやペンギンで溢れるSEO業界でもそのように感じます。
● 真摯に顧客満足を追求していくと、BtoBの場合、早い、とか、安い、とか、サービスがいい、とか、他は無理やけどできる、などに落ち着きます。。
● 全部を意識すれば圧倒的な勝利、そんなものを目指します。そのような目標を持って、webをしっかり考えてwebを活用したい場合にはぜひご相談ください。

● ご相談フォーム

(次回につづく)

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