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ライフタイムバリューとCPC

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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.67】 2012.9.8
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「ライフタイムバリューとCPC」

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■ 1  恒例の夏のインターン
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最近恒例の夏のインターンが来て学んでました。
大阪デザイナー専門学校から5名、大阪芸術大学から4名、
年齢は20歳くらいから24歳くらいまで。
若いパワーと発想は必ず今後の力になります、いろんな経験を積めば、
いつか同じようにビジネス現場で役に立つことかと思います。
私自身も、大阪市東淀川区の上新庄にある「配達お好み焼き屋」に
1回生のときから半年くらいバイトしてました。
おかげで東淀川区と吹田南部の地理感覚は抜群です。
抜け道も含めて、地域的諸事情などもとても強くなりました。
ビジネスに地理間は必須です。
・・・いろんな経験は糧になってます。
● 【現代版手塚先生のようなマンガ道】
で、その中でもインターンには「マンガが書けます」という学生がいました。
webマーケティングをより身近に。

ということでwebマーケティングマンガを連載していますが、その企画や色塗りをしてもらいました。
すごいなと思って勉強して描ける様になったのか聞いたら
「これくらいなら学校で勉強しなくても描けました」
だって。小さい頃から描いていたそうで、もってる引き出しと経験が違います。
その道に行きたいと思って、進路も選んできているだけあります。
かの手塚先生も、何でも模写したり絵を描いていたそう。だからあのような大作をいくつも作れるわけです。
そりゃそうだ。

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■ 2  ライフタイムバリューとCPC
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● 最近南森町にも新しいお店が出来ました。
  今まで空き店舗だったところに居抜きで入ってきた店ですが、内容はカレー屋です。
● ここ南森町はビジネス街なので、定食屋やランチなどが本当に多く、
  安くて美味しい店、頼んで2分くらいで出てくる店、どかめしが食べれる店などいろんな店がある中にカレー屋。
● カレーと言えば営業マン時代に先輩から
  「仕事中に絶対にカレーを食うな。臭いが残るし、残った時点でアウト」
  という教育を受けたので、今でもカレーは食べませんので休みのときに食べてみました。
● ココイチとは異なり、インド式のカレーなので「ナン」をつけて食べるスタイル。
  ナンなのでまずはココイチと差別化が生まれます。
● 次に、スタッフ全員がオール日本人じゃない方。
  インドカレーみたいなのでインド人だと思うのですが、全員に聞いてないのでわかりません。
  とりあえず、インドの方のような気がします。
● でも、そのインドの方みんなかなり流暢な日本語を話します。
  「おひやください」 を 「お水ください」に言い換えなくても「お冷ちょうだい」で通じます。
   対応は普通でも日本人じゃない分、やさしい気が利く対応に感じます。
● 味、ボリューム、店員スタッフの真摯な対応、このあたりで大きな差別化が生まれています。
● で、このカレー屋ですが、通常週に何回くらい行けばいいほうでしょうか?
   好きな人は毎日でもいいという人がいるかもしれませんが、週1回か、週2回、ヘビーユーザーは週3回程度、かと。
● となれば、定食屋のような毎日来る常連はいないとして、ある程度のリピート狙いの作戦が必要になってくるわけです。
● 昔働いていた中華料理では毎日昼に来るマサさんというおじさんがいました。
  ほんとに毎日、で、リピート率100%。確かに味はうまかったし安かったし。
● リピート促進には「美味しい」、「値段もいい」、「雰囲気もいい」、
   これをクリアすれば毎日のランチローテーションに入ります。
   あくまでビジネスマン視点ですが。
● こういった南森町で商売するにあたって最も有効な広告宣伝は、チラシ配りか駅前あたりでビラ配りがいいんでしょうね。
  ネットの企業のメールマガジンで書きますが。
● ホットペーパーや食べログもありますが、ちょっと顧客単価が上がらないと採算が合わないような気がします。
  もちろんSEOでは採算ラインに乗せるとなると工夫が必要です。
● ご相談いただけば考えながら、その際には「費用対効果をあうよう調整しながら、媒体あわせましょう」
  と保守的に話することもあります。
● この場合の話はもちろんCPA(顧客獲得単価)の話です。
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 CPAとライフタイムバリューとCPC
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● カレー屋さんに1名来てくれることを考えた広告費用、ですが、
  これが顧客獲得単価=CPA(Cost Per Action)。
● 何枚ビラをまけばいいのか、そのビラをまくコストとビラを作るコストなどを総合考慮してはじき出します。
● ビラ100枚まいて1000円、でお客さん1人来たので、客単価ランチは800円なので、800-1000 でマイナス200円。
● もちろん、飲食の場合はリピート命なので、最初のCPAについては採算など合いません。マイナス200円。
  下手すると顧客単価の数十倍になる可能性もあります。
● ただ、南森町の人の動きを見れば、ランチ中に2時間程度移動しながらビラをまけば十分に効果はありそうですね。
  「新しいとこできたから、とりあえず行ってみよう」という人たちなので。
   1000円という100枚まく費用がもう少し下がるかも。
● ここで考えるのはリピート命の部分=顧客が生涯どれだけこの店で
   ご飯を食べてくれるのかという、ライフタイムバリューで考えます。
● ライフタイムバリューは顧客から永続的に取引を続けてもらうことによって得られる利益です。
   一度来たお客さんに美味しい料理を出して、リピートつくりに力を注ぐわけです。
● 広告効果はライフタイムバリューとCPAの狭間での計算で成り立ちます。
  継続的な利益の面ではライフタイムバリューを、CPA重視すると単発的な発想ですね。  
● 最初は200円の赤字でも、1週間に1回ペースで来るから、4回来たら十分に元はとれそう。
   あと会社の同僚も連れてきたので客数も増えた!なんてよくあります。投資費用回収が進みます。
● あと考えていくと、このビジネス街の南森町でビジネスパーソンだらけのターゲットユーザーを狙う以上、
   webサイトという土台もライフラインのような意味で必要になります。
● 「この店webサイトもないんや・・。何時までやってるんかわからんやん」と思われないためにも。
● 最近アクセスが飛躍的に伸びているページ、「4コマでわかるWebマーケティング」でも
  牛丼のCPCについて記載しています。
  第12話 クリック単価
  http://www.clarenet.jp/manga/012.html
● CPCはCPAと異なり、ネット広告の掲載料金のクリック1回あたりの単価です。
  通常安いと10円などもありますが、一般的には150円~500円くらい。
● 高いワード単価になると、1000円~3000円くらいの勝負もあります。
  これ1回クリックされただけで、ヤフーやグーグルに支払う額です。
● これでも勝てるから入稿するわけで、ライフタイムバリューを考えれば
  このような費用も広告費用ですので問題もありません。
● 牛丼1杯よりもCPCが高い、と書くと違和感が生じますがそんなもの、
  と考えるときは考えますが、もっといい方法はないのかと言う場合には当社のロングテールSEOが役に立ちます。
● CPCの高騰でお悩みの場合にはぜひご相談を。

● ご相談フォーム
  https://clarenet-biz.ssl-xserver.jp/info/inquiry.html
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(次回につづく)

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