メールマガジン

物事の反対から見る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.59】 2011.10.24
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

「物事の反対から見る」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 1  日本経済新聞の電子書籍
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

最近インターンが来て会社が賑やかになりました。
インターン学生さんは20歳前半のスタッフだらけ。
若いうちに得た経験や生のビジネス現場はいつか必ず思い出す
経験が来ます。
私自身も、セブンイレブン、アルミリサイクル工場、イベントスタッフ、
居酒屋、中華料理屋厨房、警備員、ガンバ大阪のボールボーイ
・・・いろんな経験は糧になってます。

● 【新聞奨学生】

で、その中でもインターンには新聞奨学生が2名います。
朝の3時に起きて新聞を配達し、朝と昼は学校で学び、夕方は新聞配達、
本当に素晴らしいと思います。若いうちの苦労は必ず後でプラスになります。
ただ面白いのが、新聞配達しているのに
「今後は日本経済新聞の電子書籍でしょう、ペーパーレスのほうが読みやすいし、更新は
多いしメリットですもん」 と。
本人も感じるのはそれがビジネスとして正しい意見だと思います。
そりゃそうだ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2  物事の反対から見る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

● 『Googleで1日に使用される検索キーワードの20%は、
過去90日間またはこれまでに一度も使われたことのないもの』
という統計データをGoogleで紹介していました。
● Googleの検索エンジンの表示する技術ですが、精度が高い。
非常に高い。その統計から調べたところで、20%も一度も
使われたことのないものだそうです。
● そういえばアクセス解析を見れば変わったキーワードが多いです、
実際にあったのが
「クレアネット 激安 大阪」
● 激安セールも格安セールもやってません。
何で激安???? 謎がでますが、クライアントの実績事例紹介サイトが
検索でひっかかったりしてますが、真意は謎です。
● 当然その高い検索エンジンの性質を読み解くのがSEO対策です。
ただ、ユーザーの検索するキーワードを全て網羅することは無理です。
● そこで、いくつかのツールを使いながら検索の用語を探していくわけです。
市場のトレンドや関連した言葉などをチェックしつつ、どういった言葉がいいかを
模索して探っていくわけです。

———————————————————————-

『Googleで1日に使用される検索キーワードの20%は、
過去90日間またはこれまでに一度も使われたことのないもの』
———————————————————————-

● では、この20%をどのようにして狙っていくか、それとも80%で十分満足か、
と考えるのがビジネスのポイントなのです。
1つ考え方とすれば、パレートの法則で
(パレートの法則は、別名2:8の法則とも言います。全商品の20%が80%の売上を作る、
全顧客の20%が全体売上の80%を占める、税金を納める上位20%が税金総額の80%を
負担している・・・など。)
● あえてこの部分を狙わなくても、通常検索の20%が売上に貢献しているはず、という認識の元、
こんな20%を無視する考え方。
● 逆に、20%こそ大事と狙う考えもあります。どちらにしろ、この少なくとも20%を狙うにあたって
リスティングでカバーは難しいでしょう。
● 部分一致で大きくカバーもありますが、さすがにそこまでカバーできるほど、
Googleもヤフーも対応しないでしょう。機能的にもそうですし、コスト的にも。
● となればここを少しでも狙うのなら、サイトの充実度合しかないと考えます。
wikiのような辞書にもなるようなサイトを自社で作ることができれば、
サイトコンテンツ増加による自然検索での充実が図れるわけです。

———————————————————————-

● コンテンツの追加がメインにあるわけで、ブログを書き続ける理由もそこにあります。
価値を高めること、サイト資産として資産形成を行うこと、そういった発想が
サイトのコンテンツ追加には存在しています。
● 有効なサイトを作る、後は方法論にもなるのですが、そのスタートラインが、
大事かと思います。反対から見ればそういったサイトをGoogleも評価しますね。
Googleが他の評価を出した際に、自分ならその評価をするのか。
● これが、物事の反対から見る、ことです。検索の仕組みを意識すれば
Googleエンジニアとしてどういったサイトを上げたいか、上げやすいか、判断基準が
見えてきます。
● サイト資産として資産形成向上に、そういった「サイトコンテンツ追加」にこだわる場合には、
ぜひともご相談を。

(次回につづく)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*