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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.56】 2011.5.30
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「チャンピオンズリーグのバルセロナ優勝と、ロンドに通じるSEO対策」
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■ 1 チャンピオンズリーグのバルセロナ優勝と、ロンドに通じるSEO対策
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● 【まずはチャンピオンズリーグのご報告】
土曜日の夜はチャンピオンズリーグを見てました、
世界最高峰のヨーロッパで最高のクラブチームを決めるサッカーの決勝戦です。
サッカーはワールドカップが4年に1回なので盛り上がりますが、
このチャンピオンズリーグは毎年開催されていて、日本代表の長友選手と
内田選手が対戦したことは有名です。
今年の対戦はスペインのFCバルセロナと、イングランドのマンチェスターユナイテッドです、
韓国のパクチソン選手がマンチェスターユナイテッドで出場していました。
土曜の朝4時前に起きて見てましたが、結果はバルセロナの圧勝。
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● 【メッシの身長と体格】
前からメルマガに書いてますが、バルセロナの「イニエスタ」選手、は今日も大活躍。
バルセロナの選手ですが、中心選手は
・メッシ ・シャビ ・イニエスタ は身長170cmそこそこ。
また、中心選手はほかに「ペドロ」や、「ピケ」、「プジョル」、
「ボージャン」、「ブスケツ」、「ドスサントス(メキシコ代表の弟のほう)」、
などカンテラと呼ばれる下部組織上がりです。
また、グアルディオラ監督はバルセロナのユースからバルセロナ育ちで活躍し、
今の現役で活躍する選手にとっては、グアルディオラは少年時代のアイドル。
グアルディオラは私も高校生のときに見たことがあります、テレビで。
スペイン代表で活躍していたのですが、背筋を伸ばして軽くパスでいなす姿に
憧れを感じたものです。ぱっと見たら、ルイコスタのような。
(ルイコスタは、オーバー30の方しか知らないかもしれないですが)
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● 【バルセロナのボールポゼッション】
試合を見れば本当にバルセロナの選手はボールを取られない。
バルセロナのボールポゼッションが68% なので、試合の2分の1は
バルセロナがボールをキープしている時間。
なんでこんなにボールをキープしているのか?というバルセロナですが、
バルセロナは「ロンド」という練習方法があり、この賜物といわれています。
● 【ロンドとは】
ロンドというのは10m×10m など狭いエリアで制約した中で、5人対3人などで
ボール保持側とボールを奪う側で行うワンタッチやツータッチで遊ぶ練習方法です。
一度カンプノウで生で見ましたが、狭いエリアでボールが行き来します、
何せ動きもボールも早い。とにかく早い。
当時は3年前のフランスのアンリがいたときですが、
当時からシャビやイニエスタは取られない。
狭い制約されたエリアでこのうまさなら、広い108m×68mの正規のフィールドなら
取れるわけがない、と感じます。
バルセロナは目指すべきは「ポゼッションサッカー」。
ボールを支配している間は点を入れられることはありません、攻撃は最大の
防御ですし、90分ボールを回されていると相手はバテます。
ばてた所を一撃で刺す、見ていて楽しい、やっていて楽しい、
さらにこのサッカーに魅了されて若い世代の選手がカンテラに入ってくる。
見事なサイクルを作ってます。
きっとシャビやイニエスタが引退した後、監督になって戻ってくる日が来るでしょう。
そのときは改めて最強のチームになるような気がします。
バルセロナは哲学がしっかりしています。
このボールポゼッションもそうですが、カンテラでは人間教育にも力を入れるそう。
その証拠に、バルセロナの選手はマスコミの対応も非常にしっかりしていますし、
相手の選手を挑発するようなこともありません。
シャビの趣味が『きのこ狩り』だそうで、派手でもなく
サッカーに対する姿勢もカンテラで学ぶのでしょう。
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● 【話は変わってSEO対策】
ところでSEO対策に関しても、クレアネットではバルセロナと共通する部分があります。
SEO対策はどうすればいいのか、という手段を考えますが、原理原則があります。
それは、コンテンツです。
日々最高と感じるコンテンツをいかにして速度とクオリティを早めることができるか。
という価値観を全面に押し出していくことが本当に大事だと思います。
ユーザビリティに添った形式的な見せ方、及び
内部プログラミングも意識した形に ・・ 形式面
充実した内容コンテンツ ・・ 実質面
コンテンツの更新頻度もそう ・・ 時間面
と感じます。この点を如何にして高めるか。
3つの軸を高めることが最終的なゴールなのでは、と感じます。
形式面は見やすく、検索エンジンロボットに優しく、
実質面はどれだけ業務やサービスに深く入れるか、
時間面は作業スピードの向上、です。
SEO対策は被リンクを集めて終わり、登録サイトに登録して終わり、ではありません。
優良なコンテンツを集めて、そしてネットという世界の中に表現していく、
その中で優良ならば選ばれ残りますし、そうでないなら淘汰される。
ネットも検索エンジンも人間が作ります、その視点を考えていけば、
淘汰されたほうがいい情報もありますし、価値あるものを創っていくことで
最終検索結果に表示される、と思ってます。
ロンドに通じるSEO対策。更新頻度、を上げるSEO対策会社とは異なる価値観は
更新を行うことで日々ユーザーと検索エンジンロボットへの訴求がある。
こういった点は日々進化し成長する以上作って終わりでは「いいもの」ではないから。
サッカーと同じく、いいものを日々創り出す。
これが最も大事かと。
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(次回につづく)