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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.55】 2011.5.6
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「バルセロナのメッシと柔道の古賀とSEO対策」
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■ 1 バルセロナのメッシと柔道の古賀とSEO対策
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● 【まずはチャンピオンズリーグのご報告】
サッカーの話ですが、欧州チャンピオンズリーグも佳境に入ってきて、
バルセロナがメッシの活躍もあり、決勝戦進出しました。
相手は日本代表のウッチーこと内田がいるシャルケを実力どおり下して
決勝進出になり、2年前のカードと同じ対戦になりました。
バルセロナのメッシは準決勝のレアルマドリッド戦でもさすがといえる活躍で、
チームの勝利に貢献しました。
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● 【メッシの身長と体格】
ところでメッシですが、公表では身長は169cmしかなく、体格のいい選手が多い
ヨーロッパでも最も「ちび」に当てはまる体格なんですが、その分、大男を前にしても
圧倒的なスピードでぶっちぎってしまうドリブルが圧巻です。
サッカーはメッシも169cmしかないですが、マラドーナも、シャビも、イニエスタも、
ブラジルのジーコもペレも大きな体格ではなかったですね。
ペレは驚異的な身体能力をたまに見せたりしてましたが、その他の選手は
身体的なハンディを感じさせないプレーで魅せています。
中村俊輔選手も中学校の頃までは身長小さく、高校生になって一気に伸びたそうです。
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● 【サッカーは小さくてもできるスポーツ】
中肉中背でスタンダードな体格な私からすれば、彼らのような選手が大好きです。
チェルシーのドログバのように、「身長が大きくて強くて、持って生まれた身体能力を生かす」
選手は、自分には不可能なので、好きでも憧れにはなりません。
人間は自分には難しいと判断した瞬間、視点を変えます。
なので、自分でも可能性がありそうな部分に目が行くわけです。
そういう意味で「サッカーは小さくてもできるスポーツ」、という希望を与えてくれてます。
● 【柔道の古賀稔彦選手】
柔道といえば石井選手よりも私くらいの30歳オーバーの方ならやっぱり古賀稔彦選手でしょう。
北京五輪で谷本歩美選手が優勝した後抱きつきに行った相手が古賀稔彦コーチで
テレビに映った瞬間びっくりしたのですが、古賀はスポーツに詳しい方なら有名なエピソード
があります。
それは2つありますが、1つは体重無差別で「柔道日本一」を決める全日本選手権で
準優勝をしていること。体重70kgくらいなのに、無差別級に出るってこともすごいですが、
100kg以上の大男を投げ飛ばす勝利にも感動でした。
もう1つはバルセロナ五輪で金メダルを取りましたが、その試合前に内股の吉田との
乱取りで靭帯を痛めてしまい、歩けないくらいの状態の中決勝まで進み、そして最後
勝利してしまったわけです。
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● 【話は変わってSEO対策】
日本人の美学の中に「柔よく剛を制す」があります。
柔道の投げ技も、相手を力任せに投げるのではなく、相手の力を利用して
相手を制しながら大きな者を倒す、これが原点です。
小さいもものが大きいものに勝つ、これが美学でもありますし感動を生みます。
だからこそ、メッシや古賀選手なんかは、私のような中肉中背でスタンダードな体格
の者でも感動を生み、憧れになるわけです。
他方メディアの関係で言うと、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4大マスメディアに対抗できる、
大企業とでも対等に戦えるのがウェブです。
アイデアやマーケティングで大企業に勝つことが可能なのは、資本力が多くなくても利用
しやすいウェブしかないでしょう。
そしてこの中でアメリカなどでは、自社サイトは社内のデザイナーに内製化を行い、
社内でアクセス解析・分析を行い改善を行っています。
ある程度の規模になれば、社外に外注するよりも内製化したほうがスピードも速く、
かつ、コストも安く、自由度の高いウェブサイトになるのでメリットが増えます。
柔よく剛を制す。小さいメッシが大きな大男をきりきりまいさせる姿や、
古賀が大男を投げ飛ばす姿、そして、ウェブでは大企業を差し置いて小さい企業でも
ネットで勝ち進む、という企業がどんどん増えていくことは楽しみの1つです。
SEO対策も根本はまったく同じです。
大手上場企業と同じ土俵に表示されれば、それだけで露出度が高まり、仕事の依頼に
繋がる可能性が出る。大手も中小も関係なく勝つチャンスがある。
柔よく剛を制す、を体現できるからこそ、SEO対策がいいのかもしれません。
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(次回につづく)