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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.39】 2010.6.06
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「絵画販売ドットコムの大きな失敗」
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■ 1 会社設立三年目を迎えて
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おはようございます、クレアネットの谷です。
● 「自分を四文字熟語で表すと何ですか?」という難しいことを聞かれたことが最近
ありましたが、とっさに出たのが
「猪突猛進」。
● 「臥薪嘗胆」 というのも合うのかもしれないですが、
最近は精神的なことは非常に重要ではないかと常に思うようになってきました。
精神的な言葉である 「熱意」「願望」「闘魂」 など経営にとってはほんと必要、
と感じながらようやく2年目を終了することができ、これから3年目にスタートします。
■ 会社設立三年目を迎えて
● 3年目も猪突猛進で駆け抜けます。
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■ 2 トピックステーマ
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● トップページダウンペナルティサイト リリースしました
● 起業支援スペース「立志庵」でセミナーを行いました
● メディア掲載情報:「 情熱社長 in パッション業界」に取材を受けました
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■ 2 絵画販売ドットコムの大きな失敗
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● 「絵画販売ドットコム」って何のサイトですか?
とクライアントさんに言われるのですが、絵画を販売するECサイトです。
自社製作、自社運営しているサイトです。
● 仕事は経験が全て、という発想の元、ECサイトの自社での経験を元に経験値を高め、
クライアントへ伝達していく、そんな狙いを持っています。
● SEO対策が売りのクレアネットなんですが、
もちろん絵画販売ドットコムもSEO対策を行い、サイトを作って運営しています。
内容は絵画の油絵販売のサイトで受注生産体制です。
● 日本人に最も人気の絵画は、印象派の「モネ」「ゴッホ」「ルノワール」などですが、
印象派の油絵絵画を取り扱ってます。
● ゴッホのひまわり、は損保ジャパン東郷青児美術館には本物がありますが、
このような有名油絵の本物は数十億円の世界なので、
もちろんですが扱っているわけではありません。
● 狙いとするターゲットは
・印象派好き、油絵絵画好きの方という自分での活用
・インテリアに興味があり、絵画をプレゼント利用される方
・BtoBで考えると、開業祝いなどの税理士やデザイン事務所、不動産関連などの会社さん
を狙いとしています。
● ただこの「絵画販売ドットコム」は以前に大きな失敗もしています。
● 「絵画販売」でSEO対策を行い、検索トップなのでアクセス及び売上も
伸びてはいますが、
昔ちょうど1年前に日経新聞購入者層に折込新聞広告を打ちました。
● 絵画購入者=日経読む購読者層 というターゲットで、
西宮のほうから神戸、大阪では吹田周辺の北摂地方で土曜日の朝刊に行ったのですが、
成果はゼロ。
● 電話はならず、問い合わせもなく、グーグルアナリティクスの地域アクセスをチェックしてもアクセス特段増えず。
高いコストをかけて「いい勉強」をしたわけです。
● 当たり前ですが「何でやねん!(怒)」ですね。
広告の要素は クリエイティブ × リスト × オファー ですが、
何が悪かったのか??
検証を行うにも成功例がないと全くわからないんですね。
1件でも何かアクションがあればまだ救いはあったのですが。
● ただこういった広告の失敗は、非常にためになります。
もちろん折込広告屋さんからすれば「オファーがだめです、とか、クリエイティブが欠けてます」
など言うのでしょうが、身銭を切ってやる行為はいいですね。こっちも必死な分シビアに物事を見れます。
「賢人は自分の目で見たことを人に話し、
愚か者は自分の耳で聞いたことを話す。」 ユダヤの教え
● 広告はどんどん失敗すべきです、徐々にかけたコストを取り戻せるようになりますし、
経験値が高まることが最もメリットです。
● こういった身銭切った経験が最も勉強になります。
● 自分でSEOやったり、絵画販売運営したり、
折込で失敗したり、リスティングのキーワード選定で失敗したりしてるのは、
経験を元にしたことが最も価値が高い、から。理由は全てここにあります。
● 経験を元にしたアドバイスしかできませんが、お悩みあれば
そういったアドバイスがお役に立てるかもしれません。
お気軽にまずはご相談を。
(次回につづく)