『SEOマーケティングの未来を読む vol.184』
ビープラッツプレスに「モテる会社」で掲載
ビープラッツプレスに「モテる会社」で掲載
■ ビープラッツプレスに「モテる会社」で掲載
https://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/15267
大阪産業創造館で発行しているフリーペーパーの
「ビープラッツプレス」に紹介いただきました。
クレアネットではサッカー採用をやっていますが、
その特集を組んでいただき経緯などの紹介、
採用に関してなどの取り組みの取材をまとめていただきました。
フリーペーパー「ビープラッツプレス」
は大阪地下鉄などに置いておりますのでぜひともご覧ください。
裏表紙には「あきんど塾35期募集」もちゃんとついております。
サッカーだけで事業化もしていきたいのですがまだそのあたりは先。
サッカーを軸に考えていけばセカンドキャリアやトライアウトなどの採用軸が広がることあります。
また、私着ているユニフォームは「FC大阪」さんのユニフォーム、今はJFLでJリーグ昇格を目指して東大阪を基盤にして活躍しているチームの支援も行っているので、そのようなつながりもできる狙いもあります。
当然ですが!
私もサッカーまだやれますし、好きですし、ボール1つあれば図れるコミュニケーション、ですから。
一緒に試合したりボール蹴ると正確出ますし共に真剣に戦った仲間の絆はなくなりません。
最近元日本代表の明神選手が24年のキャリアを終えると発表がありました。
明神選手のような身体能力なくても気の利く、チームのために全力を尽くす、
能力の高い才能あふれる仲間を活かす、言葉も多少はあるけど練習や試合などの普段の行動や態度で後輩を鼓舞して背中を見せれる、
仕事でもそんな仕事ができたらいいなと、だいぶ余談ですがそんな会話に共感できたらいいご縁になるのかな、と思います。
■ 「サッカー好き採用」
https://www.clarenet.co.jp/recruit/soccer/registration/
【2】【ブログ】
■ ラーニングピラミッドと平均学習定着率
https://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/15214
■ 起業支援スペース「立志庵」に入居したときの資料
https://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/15101
■ ユニバーサル園芸社さんに見学に行く
https://www.clarenet.co.jp/column/blog/archives/15081
Twitterのリアルタイム検索と黒字化赤字化
Twitterでつぶやき、いろんな検索できて便利ですが
今回はツイッターのお話です。
いちおう、使ってる方も使ってない方もとりあえず、
数字の話から進めてみます。
Twitterって、2013年の上場以来、ずっと赤字だったそうです。
芸能人や企業などは公式でTwitterを使っているし、
普通の人でも空き時間があれば投稿しています。
もう前になりますが、Twitterは震災時に役立ちました。
2011年3月に発生した東日本大震災においては、不通となった携帯電話の代わりにリアルタイムで情報を得たり重要な情報を拡散したりするためにTwitterが利用されました。
エンジニアが上司に確認取らずに「日本大変だからサーバ増強して
コストかけて進めちゃうよ!」と率先して動いた美談があります。
この事がきっかけとなり、災害時の情報伝達手段としてTwitterが注目されるようになり、現在ではさながら公共インフラのように扱われています。
こんなに利用されているTwitterですが、FacebookやInstagramなど、急成長を遂げるライバル企業にずっと遅れを取っており、利用者数も収益も増えず、Twitter社の財務状況は上場以来ずっと赤字が続いていたわけです。
一時は業績不振による身売り話も出ていた程です。
そのTwitterが、やっと初の黒字を記録したとしてニュースになっていました。
Twitterが黒字転換と最近ようやく達成した営業利益率14.9%などの数字に関してです。
まず、Twitterについておさらい
コミュニケーションを交わしたり、情報を発信したり集めたりできる短文投稿サイト、それがTwitterです。
運営しているTwitter社はアメリカのIT企業で、創業は2006年。
2009年当時、Twitterの時価総額は約1100億円という破格のものだったそうです。
2010年にはアメリカのGoogle社の出身でコメディアンという異色の経歴を持つディック・コストロ氏がTwitter社のCEOに就任。
2013年、広告事業が軌道に乗りTwitter社は上場。
2014年、時価総額は約2.9兆円にまで達したと言われています。
Twitterには毎月約3億人がログインしており、スマホユーザーのうちアメリカでは約20%、その他の地域では約9%が利用していると言われています。
業績不振に喘ぐTwitter社
時価総額や利用者数から見ると意外かも知れませんが、Twitterの売上高やユーザーの増加ペースは大幅に鈍化し、Twitter社は2013年の上場以来、ずっと赤字が続いていました。
2015年には従業員336人を解雇する大規模なリストラ計画を実行。
また慢性的な赤字経営を脱することのできないこうした状況に不満を抱いた投資家たちの圧力でCEOだったコストロ氏が事実上の引責辞任を発表し取締役に降格。
創業者の一人ジャック・ドーシー氏が暫定でCEOに復帰しています。
2016年には本社ビルのまた貸しも行っています。
2016年1~3月期決算で約89億円の赤字を計上し、2013年の株式公開時から株価が56%ダウンしています。
幾度となく出ていたTwitter社の身売り話
赤字とはいえ、Twitterは世界で億単位の利用者を抱えるサービスです。
それだけに、Twitterをめぐる買収の噂がこれまで絶えませんでした。
Apple、Googleの持ち株会社Alphabet、Microsoft、娯楽大手のDisneyなどが買収先として名前があがりました。
顧客管理ソフトのSalesforceなどのアメリカ大手数社に対しTwitterは身売りや合併の打診をしていました。
しかしTwitter買収の最有力と言われていたSalesforceのCEOマーク・ベニオフ氏も、結局は「われわれに必要な会社ではなかった」として手を引き、他の企業もすべてTwitterの買収から降りる結果となりました。
低迷しているとはいえ、Twitterの時価総額は120億ドル(約1兆2500億円)もあり、買収には2兆円程度が必要と見られていたため、価格で折り合えず買収合意に至らなかったと言われています。
3億人を超えた辺りで停滞したTwitterの利用者数
Twitterの利用者数の話をもう少し詳しくしてみましょう。
TwitterはライバルのFacebookなどに押され利用者数が伸び悩んでいます。
本国の米国では、2015年前半に月間ユーザー数が6500万人に到達して以降は完全に伸びが止まっています。
(ちなみに、Twitterの人気が高いのは、本国のアメリカと、私達の日本、そしてインドネシアだそうです)
世界全体でみると、3億人を超えたあたりで成長スピードも鈍化しており、今後も急速な加入者増加は見込めないと見られており、これが広告収入に悪影響だったようです。
日本人は大好き、ツイッターです。
TwitterとFacebookとInstagram
Twitterの月間ユーザー数は3億3500万人とされています。
その一方で、世界最大のSNSであるFacebookは21億人以上を突破しており、いまだに増加傾向にあるようです。
また「インスタ映え」という言葉を生み出した、女性に人気の画像共有SNSのInstagramの利用者数は、新興でありながらすでに5億人。
Instagramは若い世代を主要ユーザーとして獲得することに成功しており、本国のアメリカではTwitterよりも圧倒的にInstagramの方が有名人や若者に人気があるそうです。
そのため企業や政治家などもInstagramに力を注ぎ、Twitterの利用者は100万人減少しているそうです。
つまり、利用者数において、TwitterはFacebookには完全に歯が立たず、Instagramにも追い越されている状態です。
やっと黒字転換したTwitter
Twitter社は、当然のことながらTwitterの収益化を長く模索してきました。
ですが、研究開発費などがかさみ、利用者数も伸びず、先ほどから述べているようにTwitterは2013年の上場以来ずっと赤字でした。
しかし赤字続きだったとはいえ、マーケティングや研究開発などのコスト削減によって、赤字幅は縮小し続けていたそうです。
また動画ストリーミングサービスとの提携や、投稿文字制限の緩和、連続した投稿を1つにまとめる機能の導入といった改良も重ねてきました。
それらが功を奏したのか、Twitter社が発表した2017年10~12月期決算は純利益が9107万ドル(約99億円)と、2013年の上場以来、はじめて黒字となったのです。
売上高は2%増の7億3156万ドルと、これも1年ぶりの増収。
売上高のうち約88%を占めるという広告収入が堅調だった事と、企業向けのデータサービスが好調だったためだと言われています。
ジャック・ドーシーCEOは「28%のコスト削減が奏功した」と語っています。
しかし増えているわけではない月間利用者数
2013年の上場以来、はじめて黒字となったのですから、利用者数も増えたのかと思いますよね。
ところが、利用者数は3億3000万人と横ばいだそうです。
しかもアメリカ内では6900万人から6800万人へと前期より100万人減少しています。
しかしこれは迷惑メールや偽のアカウント、また悪意あるコンテンツを排除した結果と言われています。
動画広告が伸びているTwitter
先程も述べたように、Twitterの売上高のうち約88%は広告収入です。
その広告の売上は1%増の6億4400万ドルで、その売上の中でも特に動画広告の伸びが顕著で黒字化の見通しも開かれてきたそうです。
これはターゲットを絞り込んだ広告戦略が功を奏したためだと言われています。
また、Twitterは利用者に最も関連性の高い投稿を提示するアルゴリズムにも力を注いでいます。
こうした企業努力によってTwitterの品質を向上させているのですね。
またもや浮上してきたTwitterの買収話
今回、2013年の上場以来はじめてTwitterが黒字となったことから、一部の専門家の間で、また大手企業がTwitter社の買収に乗り出すのではないか、との憶測が浮上しているそうです。
以前もApple、Googleの持ち株会社Alphabet、Microsoft、娯楽大手のDisneyなど大企業が買収先として名前が上がってきたわけですから、無い話でもありません。
こうした憶測からか、Twitter社の株価は25%も急上昇したそうです。
特に日本が高いTwitterの売上
本国アメリカと日本での売り上げがどうなっているのか見てみましょう。
Twitterのアメリカ国内の売上高は8%減となっている反面、国外では17%増となっています。
これは中国の輸出業者が国外で積極的に広告活動を展開したためだと言われています。
国外の中でも、とりわけ日本での売上高は34%の増収となる1億600万ドルと目立った数字になっています。
これは興味深い結果だと感じます。
大喜利大好き文化がそうさせるではないかと、いつも思います。
増収しているが不満も多い日本人利用者?
Twitterの日本での売上高は34%の増収となる1億600万ドルと目立った数字になっている、と先ほど述べましたが、不満が多いのも日本のようです。
利用者の増加や利便性の向上の為、Twitter社は様々なTwitterの仕様変更を行っています。
投稿内容だけでなくユーザー名まで検索機能の対象にした事、フォローしているユーザーの「いいね」がフォロワーのタイムラインにも表示されるようにした事、リプライ機能の仕様を変更した事などですね。
ところが、変更されたり追加されたりしたこれらの機能が、日本ではことごとく不評で、さらに改善するかもしくは以前の仕様へ戻してほしい、という声が後を絶たないようです。
そうした仕様変更だけでなく、多数のアカウントがTwitterの規約に反しているとして凍結させられた事にも不満を感じている日本人が多いようです。
お星様になってしまったいろんなアカウント。
やまもといちろうさん、縁あって梅田に来たときに講演に言ったのですが、
「これがツイッター無双のやまもとさんか。キレキレだな~」
と感銘を結構受けたらアカウント凍結、など結構あるものです。
まとめ
Twitter社の苦労がやっと報われたと感じるニュース。
粘り強く企業努力を続ける事の大切さを再確認させられた気がします。
繰り返しになりますが、日本での売上高が34%の増収となっている所が非常に興味深いところ。
Twitterの仕様変更に文句を言う日本人利用者が多いのも、
それだけTwitterを利用し続けたいと思っている日本人が多いからでしょう。
利用する気が無くなったのなら、文句も言わずに離れるでしょうから。
今でも、リアルタイム検索はかなり便利ですのでツイッターは重宝できます。
ちょっと前ですが、G20でトランプ大統領が大阪の帝国ホテル宿泊したときなどもツイッターで検索かければ出発時刻想定や現在のホテル前などすぐにわかりましたし、このへんはグーグル検索じゃない部分ですので。
サッカーなんかも「セレッソ」で検索したら
「コウタ決めろや!」
などみただけで水沼はずしたんか~と、テンション的に負けてる感などの
イメージがわきます、こんなのが便利かつ楽しいところ。
そしてそういう検索してる間にひょこっと
ゲームアプリの広告、映画の広告、メルペイの広告が入ってくるので、
「セグメントちゃんとして!」
とかを思うわけです、このセグメント精度だとさすがに広告料も取れないんだろうと。けどみんな大好きなツイッター。
おすすめです。
(記載 谷 美輝)