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ドローンで空をお散歩すると見えないものが見えるのか?

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『SEOマーケティングの未来を読む vol.169』
「ドローンで空をお散歩すると見えないものが見えるのか?」

【1】25696位から14311位まで11000人抜きの大阪マラソン

今年も参戦しました、大阪マラソン。

4年連続落選からの、3年連続の出走。

今年も大阪の町、走らさしていただきました。

大阪を走るのは3年連続だったのですが、今回は結構後ろのほうだったので、スタートしてからスタートライン越えるまでが23分。

そういうわけで、結構後ろのほうからスタート。

25696位から14311位まで11000人抜きの大阪マラソン

なんと片町あたりで大阪市の「吉村市長」がランナーに!

「市長市長!」と人だかりだったので、ミーハーランナーは一緒に「市長!」言って握手していただきました。

わたくし片町10km地点あたりで結構ぜーぜー状態で汗だくでしたが、吉村市長、以外に大きくかなりさわやか。

沿道からも「市長!」言われていました。

市長6時間完走だったので、いちおう市長には勝利。

宝塚過激団さん、とか本当に大阪は沿道の応援が嬉しく楽しくて、「6年連続落選、当選したみんな頑張ってや」という南港大橋のおじさん。

いつも思うんですが、大阪マラソンはボランティアの方を含め、応援のちびっこやおっちゃんおばちゃん、運営の方々、地域の方などなど、本当に本当に感謝です。

今年のタイムはさておいて、ちゃんと完走させてもらいました。

おおきに。



【2】 WEBマーケティング4コマ漫画 毎週金曜日更新

■ 第280話
バイアス
ユーザー視点を考えてのマーケティングは大切です

■ 第279話
ネット投票
ネット投票をするにはさまざまな壁があるようです

■ 278話
ユーザーインターフェース
ユーザーインターフェースはユーザーが使いやすいものでないといけませんね

■ 271話
相手の名前
名は体を表すといいますが、名前は強いキャッチコピーになるようです。

 

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ドローンで空をお散歩すると見えないものが見えるのか?

今回はドローンです。

ドローンを使った撮影も多くなってきています。

クレアネットでもドローン撮影を行ったサイト

鉄骨建築設計施工の大平鉄工さま

メイン部分に工場を上から撮影するドローン、実はこの中に社長がこそっといたりしますが、そういう登場もインパクトあります。

ロボットという意味をもち、プログラムで自動操縦させることができる「ドローン」。

元々は軍事用として開発されたものですが、価格も安く、難しい技術を必要とせず、誰でも手軽に扱えるということで、近年ではホビーとしても急速に普及し世間一般にも認知されつつあります。

しかし2015年に首相官邸の屋上で放射能マーク付きのドローンが発見されたり、ドローンが墜落事故を起こしたりしたため、ドローンに対してテロや墜落事故といったネガティブなイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

このように何かと事件や事故に焦点が当てられて語られがちなドローンですが、様々な分野で活用されるようになっており、関連市場は急成長しています。

これから急成長する見通しで、数年間で目覚しい活躍と進歩が期待されているようです。

今回のメルマガでは、ドローンがどのように活用されるようになっているのかに焦点を当てて話をしてみたいと思います。

 

首相官邸屋上の怪しげなドローンに墜落したドローン……世間を騒がせたドローン事件

日本でドローンが世間の注目を集めるきっかけとなったのは、ちょっと前ですが、東京都千代田区永田町にある首相官邸の屋上に、怪しげなドローンが墜落しているのが発見された事件でしょう。

発見されたドローンには「小型カメラ」「発煙筒のようなもの」
「プラスチック容器」が積載されており、プラスチック容器には「放射能マーク」のシールが貼られ、中にはおよそ100グラムの福島県の砂が入っており、微量のセシウムが検出されました。

犯人は国の原発政策に反対していた無職の40歳の男で、官邸職員の業務を妨害したとして威力業務妨害容疑で警視庁公安部に逮捕されました。

その前年の2014年には、名古屋の栄のテレビ塔周辺で、夜景を撮影するために飛ばしていたドローンがコウモリのようなものに衝突しコントロールを失い、繁華街に墜落するという事故がありました。

そのドローンは重さが1.2キロあり、上空から頭に落ちてきた場合は死傷者も出たかもしれません。

操縦していた30代の男は、愛知県警によって航空法違反の疑いで書類送検されました。

なぜ航空法違反なのかというと、航空法では「空港から9km以内で150m以上の高度を飛行する場合は、国土交通相の許可が必要」と定められており、テレビ塔付近は名古屋空港の航空交通管制圏内であるため、

150mを超える上空を無届けで飛行させたのは航空法に違反しているという理由です。

テレビ塔の近くを飛行させたり、繁華街に墜落させたりしたから書類送検になったわけではないのですね。

2つの事件では威力業務妨害容や疑航空法違反という理由で処分されています。
ドローンを飛ばしたこと自体や墜落させたことで処分されているわけではないようです。



 

テロ対策強化?サミット前にドローン規制法が成立

アメリカではドローンなどの無人機の使用は認可制になっており、主な認可先は公共性の高い警察や消防署となっています。

日本でも改正航空法によりドローン規制が進められていましたが、強制排除を認める規定がなかったために、テロ対策としては心許なかったようです。

しかし去年の衆院本会議で可決し成立した規正法では、ドローンが重要施設の上空を飛行するのを禁じており、テロ対策の面で強化されています。

5月には伊勢志摩サミットが行われますから、その前に施行させたかったわけですね。

「国会議事堂、内閣総理大臣官邸その他の国の重要な施設等、外国公館等及び原子力事業所の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律案」と大変長い正式名称であるこの法律では、皇居、首相官邸、原発、外国要人がいる外国公館などの

重要施設から300メートル以内の上空をドローンが飛行することを禁止し、必要があれば操縦者に退去を命じたり、不審なドローンを警察が破壊したりすることも認められる内容となっています。

この規正法は、首相官邸屋上で怪しげなドローンが発見された事件によって規制の必要性が指摘されたため、自民など4党が共同提出した法案でした。

サミットで来日する外国要人の宿泊施設も外国公館とされているので、テロ対策にとっても必要不可欠なものだったのでしょう。

 

ドローンはネガティブなイメージからポジティブなイメージへ

テロの可能性や落下事故によってネガティブなイメージを持たれていたドローンですが、法整備されたことで逆に大手企業の参入も本格的になっているようで、ドローンならではの新サービスの実験や、災害救助への取り組みなどが開始されています。

次からそのいくつかを取り上げてみます。

 

ボールや飲み物をドローンが配送してくれるゴルフ場

楽天は、ドローンの自律制御機のソフトなどを開発している千葉大学発の自律制御システム研究所と協力し、千葉県内のゴルフ場でドローンを使ってゴルファーに飲み物やゴルフボールなどを運ぶサービスの実証実験を開始したと発表しました。

実験の内容は、ゴルフ場でスマートフォンを使って飲み物などを注文するとドローンが配送してくれるというもので、将来はインターネット通販の商品をドローンを使って高層マンションへ配送するといった利用方法も想定しているそうです。

 

パナソニックのドローン市場への取り組み

ドローン市場の拡大を狙って企業は取り組みを始めています。

パナソニックはカメラなどの既存の部品をドローン用にカスタマイズし供給するようになっています。

また、首相官邸屋上のドローン落下事件やドローン飛行規制法案の施行によりドローンを使ったテロや犯罪への対策が注目されだしたことから急遽セキュリティ用のドローン検知システムを開発し、受注も開始しています。

300メートル離れた人間の目や耳で発見することのできないドローンでも、「32個の高感度集音マイク」と「旋回式カメラ」などを連動させたパナソニックのセキュリティ用のドローン検知システムなら飛行音から位置座標を検出し自動で追尾や撮影も可能で、夜間でも近赤外線を投射して白黒撮影できるそうです。

 

ドローンを使った世界初の遭難者探索システム「TDRS」

東大と産業用ドローンの開発と販売をしているスカイロボットが協力し、ドローンによる世界初の遭難者探索システム「トリプル・ドローン・レスキュー・システム(TDRS)」を開発したそうです。

TDRSは3機のドローンがチームで編隊飛行し、三点計測により山や海の遭難者を早期に発見するシステムです。

・遭難者が携帯する発信器「SKYBEACON」の電波をドローン「SKYRESCUE」が捕捉
・残る2機のドローンもかけつけAIが効果的なルートを計算
・3機で通信しあい電波の強弱を頼りに遭難者の位置を絞り込む
・ドローンのGPSで正確な位置を計測
・サーモグラフィーカメラを搭載したドローンを向かわせる
・体温を感知するサーモグラフィーカメラは夜間でも捜索可能で生死の判別も可能

救助までの流れはこのようなもので、この方法なら遭難者を迅速かつ確実に発見でき、計算上ではただしらみつぶしに探すより200倍の早さで遭難者を見つけることができるそうです。

発信機である「SKYBEACON」は1年半近くも電池が持つ上に、GPSにも依存しておらず、地形に影響されない信号受信が可能。

山梨県庁の協力のもと富士山麓で実証実験を開始し進めているなども聞きます。

 

送電線の点検にもドローン?四国電力

日本の総電線は520万kmもあるそうです。
地球一周は約4万kmですから、その130倍にもなる計算ですね。

当然、電力を安定的に供給するためには、この膨大な長さの送電線を定期的に点検する必要があります。

四国電力は香川高等専門学校のドローンによる送電線の点検を行う送研究プロジェクトをスタートさせました。

電源部を含めて約30kgと非常に重い電線点検ロボットを香川高等専門学校が約1/20に軽量化し、ドローンによって運搬させるプロジェウトだそうです。

 

ルワンダで始まるドローンを使って空路で医薬品を輸送する取り組み

出産後の出血が原因で、世界で最も妊産婦の死亡率が高いアフリカ。
そのアフリカ内陸部にあるルワンダはいくつもの農村が丘の上にあるため交通に難があり、物資を届けるのが非常に難しいそうです。

去年の記事ですが、輸血用血液などを含む医薬品を、ドローンを使って
空路で輸送する取り組みがルワンダで開始。

最大120kmの距離を自動で飛行できる重さ約10kgのドローンに、パラシュート付きのダンボール箱に入れた輸血用血液や医薬品を載せ、空から落とす仕組みだそうです。

積載量は1.3kgほどだそうです。
1.3kgというとあまり載せられないような気もしますが、ルワンダ西部に21カ所ある各病院へ1日に50回から150回も輸送ができるそうです。

100回としても130kgですからかなりの量の輸血用血液や医薬品を運ぶことができそうですね。

輸血用血液が素早く届けられるようになれば多くの命が救えるようになると期待できます。

 

「まとめ

アメリカで「空の産業革命」と呼ばれており、
ビジネス面でも注目を浴びるようになっているドローン。

人騒がせな、マニアックな、どこか怪しい……
首相官邸の屋上にドローンが落下した事件のせいか、そんなイメージだったドローンは、これからどんどんそのイメージを変えていくことになるでしょう。

「ロボット革命実現会議」を設置した安倍政権は、去年ですが地域を絞って規制を緩める国家戦略特区に千葉市を指定することで、千葉市でドローンを使った宅配ができるようにすると発表しました。

いわば千葉市を「ドローン特区」にしたわけですね。

3年以内の事業化を目指しており、実現すれば世界初となる可能性があるのだとか。ビジネスを抜きにしても、夢のある話ですね。

クレアネットでもドローン撮影に関しては

・許可された免許取得した人が
・警察の事前許可を条件として

撮影設定しております。そのあたりのご相談に関してもお気軽に。
ドローン撮影した映像を完成後みたら、「いいです」おすすめです。

(記載 谷 美輝)

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