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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.42】 2010.7.14
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「サッカーの価値観と会社の価値観」
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■ 1 longtaillivestation 全64試合無料動画
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● クレアネットの谷です。1ヶ月長かったです・・。
● ワールドカップ終わってしまいました。
決勝はスペイン VS オランダの攻撃がウリの2チーム。
● 3時過ぎから、ワールドカップの決勝戦を見てたのですが、
最後の最後、延長戦の後半にスペインのイニエスタがゴール。
● ちなみに動画サイト「longtaillivestation 全64試合無料動画」
知ってましたか?
こんなのあったらハイライトニュースで見なくてOK。
すごすぎる、と感動しました。
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■ 2 トピックステーマ
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■ 3 サッカーの価値観と会社の価値観
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● 再びワールドカップの話。
● PK戦かなと思ってましたが、最後の最後で決勝ゴール、
去年のチャンピオンズリーグ準決勝のチェルシー戦のラストのラストで決めた
スーパーゴールのシーンがよぎるぐらい、ユニフォームを脱いで、
テレビで言うと手前のコーナーフラグのほうに走ってきて吼えてました。
● 試合は後半になってくるにつれてどんどんとスペイン選手が目立ってきて、
延長のほうはイニエスタとシャビ、そしてセスクというもともとバルセロナの下部組織で
あるカンテラ出身選手がボールを自由にまわしている感じでした。
● 特にシャビとイニエスタがいるのといないのだと、ボールの周りが全然違う
チームになりそうなくらい2人が絡んだときは攻撃にアクセントがありました。
● スペイン見てたら思うのですが、とにかくボールを取られない、
という技術はすばらしいものがあります。
● サッカーだと相手じゃなくてこっちがボールを持っているうちは点を入れられることは
ありませんので、ボールキープすることが最大の防御になります。
● ボール保持=最大の攻撃でもあり防御 なんです。
結局スペインが勝ちましたが、スペインの美学というのがそこには非常に感じました。
● 数字・統計的なことですが、サッカーでは
・ペナルティエリアでのシュートの成功率が断然高い
という当たり前のルールがあります、なのでそこまでどうやってボールを運ぶのか
が焦点になるわけです。
● 日本は本大会ではセットプレーですね、これしか方法はない感じにも
見えました。まー仕方ないですよね。
● 他方スペインはボールを保持して攻めるサッカー。
コーナーキックになっても小さい選手ばかりで普通に蹴らなくてよくショートコーナーやってました。
ヘディング強い選手ってあんまりいないんですね。
● サッカーはある意味アイデンティティの戦いです。
防御してカウンターやセットプレーにかける日本の戦いもありですし、
ボールキープが価値というスペインのサッカーもあります。
● 企業の戦略とも非常に親近感を感じます。
企業存続に必要な利益は必要なので外部に視点は必ず持ちますが、
テクノロジーを最も価値とする企業もあれば、アップルのようなジョブズがカリスマな
企業もあります。
● 企業のあるべき形やサッカーのあるべき形は正解のない話ですが、
ナショナルチームの戦いになればそのような個性は必ず出ます。
● ブラジルのように華麗な個人技があっても勝てなくて、
メッシのようなマラドーナを彷彿させる突破力があっても勝てなくて、
もちろん日本のような攻撃力に関しては低ければ勝てなくて、
と何かにおいて必ず「勝てない」理由が存在します。
● そういう意味では日本のサッカーも一定の方向をある程度は
見出していくことが必要なのでしょう。
● 日本でサッカーをやってると協調性というものもあって、サッカー自体パスサッカーなんで
パスをつなぐことが結構好きでまわす傾向があります。
● その華麗なパスに、かつ長友のようなタフな体力とスピード、また肉体のフィジカルが身につけば、
というのが最終形態でしょうか。あとはチームでの一体感やカバーリング、フォローなどの
「自分を殺してでもチームの勝利に貢献する」 美学。
● 私が好きな昔オランダ代表にいた、体格には決して恵まれていないが、
大柄な選手にも決して怯まない闘志を持っていた、「ダーヴィッツ」選手、
ヨーロッパでバロンドールを獲得した、無尽蔵のスタミナで試合中走り回っていた「ネドベド」選手、
こんな選手は今でも昔でも非常に好きですね。
● サッカーで日本が優勝できる実力はまだまだ、です。
ただ日本もアジアの予選を楽に勝てる実力はついてきたことと、
決勝リーグにいける実力、というのは結果としてあったということは、
徐々にですが成長曲線を描いているのでしょう。
● 私が今もwebディレクターとしていろいろなサイトを作ったりしながら感じることは、
打ち合わせで話してると、会社としての価値観はいろいろなところでにじみ出て来ます。
● 歴史や沿革、また事業の展開を見たり聞くたびに感じるのは会社としてのスタンス。
サッカーに対しての価値観と会社の価値観は似通ってます。
● その価値観をお聞きしながら、結果を求めていければそれが会社にとってのベストです。
価値観がわからない、という場合にはまずは価値観をヒアリングすることからスタートしていけば
他社にはない相違は出てきます。
ネットでも何でもそういった差別化を図ることが他社とは違う強みに浮き上がります。
そういったご相談はこちらからどうぞ。
(次回につづく)
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■ 4 編集語気
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● サッカーってほんとにチームプレーなんですが個人のことは
一瞬にしていろんなことがわかります。
● スペインのプジョルは決勝終わった後、キーパーと抱擁しチームと喜びを
分かち合った後、オランダの選手一同、また審判に握手を求めていました。
● 戦いあった者同士にはその中での友情や共有できる瞬間があるんです。
プジョルの姿はその価値観が滲み出ていたように思います。
● 日本だと駒野選手がPK外したあと泣いてましたが、
よく見てると外した後ではなくて、中澤が何かコメントした後涙が止まらなくなっていた
ように思います。
● 中澤は年齢的に最後のワールドカップは確実なんで、「最後の幕を俺が下ろしてしまった」
という気持ちでいっぱいになったのかなと思います。
● 松井も駒野選手と泣いてましたが、
「おれが蹴る前にリラックスさせればよかったのに・・」とコメントしてました。
チームとして本当に一体感になってたんだな、と感じました。残念~。次は2014年ブラジルW杯!