身の回りのリスクに対してどのように対処するか、と言う点に重点を置かれた本でした。
リスクでいうと、リスク管理は行っても行いきれないものですが、日々の経験で培われる感覚を磨くことが最も大事ではないか、という今までの考えをさらに確信させる内容でした。
ビジネスでの嗅覚的なものは時に何か違和感を感じさせます。
話も別に悪くない、相手も信頼できる、また今後考えればこれでいいのでは、とあえて否定する要素は出てこないにも関わらず、何かひっかかるものがある、違和感程度でもないけど、何かしら釈然としていない・・。
この話を前向きに進めればリスクを抱えるのでは、という場合の判断状況と類似しています。
そういった経験を踏まえて、総合考慮できる能力の開発や成長が必須、ということを改めて感じた内容でした。