才能を私物化しない
「どのように優れた能力も、それが生みだした成果も、わたしに属しながら私のものではない才能や手柄を私有、独占することなく、それを人様や社会のために使う。つまり、おのれの才を「公」に向けて使うことを第一義とし、「私」のために使うのは第二義とする。謙虚という美徳の本質はそこにある。」
絵が上手い人はその絵の能力で何かに使えばいいですし、経営が得意な方は経営に使うべき。これは結婚式の招待状ですが、最近ちょっと流行っているらしく、招待状に面白いデザインを施す内容のもの。受け取ったほうが「くすっ」と笑う、絵を描けることは人を幸せにします。その能力は使う方がいいんです。
かつて任天堂の社長だった山内さんに「経営がお好きなんですね」と言ったら、「好きなんやない。得意なんや。経営なんちゅうもんは好きでやってたら、おおぜいに迷惑をかける。得意なものがやるべきなんや」とすぐに答えてくれた。これは、とても大事なことを聞いたと、岩田さんと何度も語りあった。 https://t.co/QO4M4dD1N6
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2016年10月17日
サッカーが得意な人もいれば、油絵を描くのが得意な人もいます。料理が得意だったり人と話すのが好きだったり、お酒が強かったり、掃除が好きだったり得意だったり。経営を得意にならんとあかん、のです。経営者は基本的に。