「人生は椅子取りゲーム。
満員電車に乗り込み、あきらめて途中下車せずに立ち続けていたら、
あるとき目の前の席が空いた。」
アンパンマンの作者のやなせたかしさんの言葉です。
アンパンマンブレイクは70歳の少し前、今は御年90歳になるやなせさん。こつこつと続ければきっと何かが変わる、30過ぎの若造が偉そうに言うまでもなく、もっと強く行きたいと思わざるを得ませんでした。
戦争を経験しているやなせさんだからこそ、お腹がすいてひもじい気持ちがどれだけ辛いか身を染みてしっていたので、「さあ、ぼくをお食べ」と自分を差し出せるヒーローを作ったそう。心から共感します。
私の場合は、戦争も知らなければ、お腹がすいてひもじい思いもしてない身なので、その部分に実体験をもって強く共感は結局できません。けど、自分の立場でいえば、大学も卒業したにも関わらず、司法試験に合格できず仕事にありつけず、26歳まで肩身が狭い思いをたくさんしたからこそ、仕事ができる、給料が安いだのと愚痴をこぼす会社員に憧れたものでした。いつか赤提灯のあるお店で同僚と飲んでみたい、そんな気持ちを持ったものでした。
会社で仕事できること自体がありがたい感謝、そんな気持ちで仕事をしたいものです。