■ なぜあの会社はすごいのか 数字で読み解くトップの手腕
カルビー松本さん、ソフトバンク孫さん、日本電産永守さん、星野リゾートさん、など有名な会社さんばかりですが、こういった有名企業の有名な社長さんを日経ビジネスなどの記事と異なる視点で別の方が書くとまた別の視点ですごく面白いです。
どの企業もやり方も手法も業界も異なるのですが、一緒なのは業界でも一般的にも有名な企業で有名な社長で結果をしっかり残しているところ。
最初に書いてますが「自分の好きな武将は何?」みたいに聞いたときに、「武田信玄」なのか、「上杉謙信」なのか、「長宗我部元親」なのかなど好きな基準が異なるとやり方も方法も異なります。
そう考えると本気ですごいなと感じるのは、ヤフーBB配ってた時に数字が悪くなり、4年間ずっと赤字を出し続けたソフトバンクなどはすごいなと。
4000億売上 -1000億円赤字
4000億売上 -1000億円赤字
4000億売上 -1000億円赤字
4000億売上 -1000億円赤字
上場企業なのに。書いてても嫌な気持ちになりますが、これがあって回復して今の結果が出ているとすればこの我慢は正に自分の正しい道を貫くという信念だと思います。なんで自分は存在するのか、自分はどのように生きたいのか、生きる道・存在する意義などが見えた時には未来をみて耐えることも将来を見据えて赤字を受け入れることもできます。
そんな部分たくさん記載があってすごく面白い本でした。作者の山根さんのようなこういった先生に学生のうちから学ぶことができていたらすごくビジネスが楽しめるような気がします。