師匠からお中元いただきました。
何でも1万時間費やしたら専門家とかプロになるという法則のこと。マルコム・グラドウェル氏が提唱した法則だそうです。
『偉大な成功を収めた起業家や世界的に有名なスポーツ選手など何かの分野で天才と呼ばれるようになる人達に共通しているのは、10000時間というこれまでに打ち込んできた時間が関係しているというもの』
プロ野球選手とかサッカーなんかもそう、オリンピック出るような選手は小さい時からとか現在でもトレーニングしてるのでこの1万時間はだいたいわかります、これくらいやればまあ1流になるという話と、1流になっている人で1万時間くらい使ってない人はいないという考え方もできます。ちなみに司法試験勉強だと18歳から26歳半ばまで、8年半くらいで、1日5時間なら軽く15000時間で1万時間超えになり、最後の追い込みなら16時間だからもっとかな。帰省とかしても旅行行っても勉強してたからやっぱり平均5時間はあると考えても、1万時間は超えてますがモノになってない。
ついでに仕事なんかで言うと、ぼんやり仕事したりパソコンの機動を待っていたりするような仕事は1万時間とかあまり思えなくて、目の前の仕事も全部こなしつつ先をみながら新しいハードルをクリアしていくような仕事やってこそ、ようやく仕事の価値とか1万時間とかの話になるような気もします。どちらにしろ、圧倒的な努力とそれによって得た経験則がないとあっという間にボロが出ますし専門家らしい独特の風格は現れないような。
師匠から起業するときに「1年目は勢いで何とかなる。2年目から勝負」と言われてましたが、それは1年目の慢心が2年目でひどい結果を引き起こすということでしたが、何とか2年目もクリアできお中元をいただけるくらいになれたことを嬉しく思います。いつまでもあると思うな我が師の恩です。