前に学生さんと話して感じたことなど。学生インターンさんや実習生が来て仕事一緒にしたりご飯食べたりするのですか、せっかくうちに来て仕事したので今後のこととか就職のことなどいろいろ含めてどう考えてるのか聞いてみた結果の話です。
一般論的には、楽して稼ぐことができたらいいな、というのはみんなも思うことなんですが、人生も社会もそうは甘くないのが現実です。
そうなると、最初に苦労して後で楽になるのかどうかわからないけどちょっと後にも向けて最初に頑張ったほうがいいのではないか・・というのはいつも思ったりします。別に1月100時間残業みたいな会社に入るのも自分の意思ならそれはそれでありですし、30代後半になれば立派だなとかしっかりした仕事してるなと思う方は、仕事に費やす期間が日々のほとんどという時期があった方がだったという方が全員のような気がします。当たり前ですが、仕事に集中、努力と結果を積み重ねないと年輪は生まれません。
何か苦労は若いうちにしろ的になって昭和色満載なんですが、一流のプロになるのに妥協した9時~5時の業務だけでうまくいくはずないわけです。
ついでに、職業でいえば、よく「好きなことを仕事にすればいい!」なんて就職でいわれますが、好きなことがあまりない場合には伸びている産業に行くのがいいと思います。産業にはライフサイクルがあるので人間と同じく年を取ります。新しいイノベーションや改善や革命が起きづらいとか産業自体で上位の会社も変化なく、今後も産業自体成長しないところにどっぷり若い人が入っていくと、活躍の場所が少ないんです、ほんとに。
ひどいと30代になってるのに部署の中で一番下っ端とかそんなことも起きます。下っ端で楽でいいんじゃないですか?と思うかもしれませんが、そういった人が必ず事業縮小の場合には最初に声がかかります。確かに50前になって、今さら転職を勧めるというのはなかなかお互いハード。そう考えればバズワードっぽくなってますが人工知能とかフィンテックとか、うちのようなITもそうですし、そんな分野で働ければ今後も成長するので経験をしっかり積めばチャンスは広がると思います。
あとはいくら稼ぎたいのか感覚でいえば、下記の安田さんの意見も参考になります。確かに会社員という会社に帰属するだけではなく、もっと高次の視点から自分の名前が有名になるような仕事ぶりを行っていけば、「自分ならできるしやれる」独立してもいける確信は持てるはず。まあ60万以上でも持続して継続するにはなかなか大変な部分も多そうな気もしますが・・。
経営者視点で考えるとか生産性や採算性を考える行動を行えば、必然的に社員感覚ではなく、経営者とか事業者感覚になるのでそうなると稼ぐ数字も増えます、当たり前です。
メッシやロナウド選手の年俸など見ると数十億円なのでこれはこれで夢のある世界ですが、あのレベルまで達するには本当に一握り。ここを目指す人は少ないですがここを目指すならその目標設定でないと。