ウーパールーパーです。一世を風靡したウーパールーパーちゃん、今では「これ何すか?」と知らない人も多いそうですが。
ところで、『徳川家康三方ヶ原戦役画像』という有名な絵があります。
徳川家康が武田信玄にこてんぱんにやられて部下も討死し、ひどい敗戦をした三方ヶ原の戦いで、自分を反省し戒めるためにこのしかめっ面の絵を画家に描かせて反省をしたという話です。失敗をして武将を死なせてしまったと、強い反省が現れていて、幕府を作ってからも戒めのためにこの絵画をじっと見つめて心を落ち着かせていたとか。
徳川家康三方ヶ原戦役画像、通称「顰しかみ像」として残っている。血気にはやって武田軍の誘いに乗り、多くの将兵を失った自分に対する戒めとして描かせ熱くなった自分を抑えるために絵を見て自重していたという。
教訓とは、自制心と飛躍 pic.twitter.com/3rB7wUyHFM
— みかん (@HiromiGmil) 2015年9月12日
この話は大好きです。
またこの話を聞いて、紀州55万石の徳川吉宗は将軍になっても紀州藩で来ていた簡素な寝間着を使っていたとか。ちょっと偉い地位になったからといって自分が偉くなったわけでもなんでもなく、縁があって運があって自分がその責任のある立場になっただけ、常に謙虚に、の姿勢は本当に大事です。
そんなわけで、ウーパールーパーの絵を描いて飾る予定です。
ウーパールーパーには何があるのか、強い反省です強い反省。そういえば今でも司法試験の「択一六法」は会社に置いていますが、これは受験時の真剣に1日16時間勉強して戦ったころを思い出すための自分なりの『徳川家康三方ヶ原戦役画像』。目的は全く一緒です。