究極のローコスト経営(失敗が教えた勝つための経営哲学)
ハードオフの山本社長を皆木さんがまとめた書籍です。
ブックオフとハードオフ、ブックオフは『俺の』で有名な坂本さんですが、ハードオフの山本さんとは親しい仲で、創業当時から親しかったのでこのような業態や似た名前も利用しているというのは知りませんでした。ハードオフはアルビレックス新潟にもサポートしていたので新潟企業とは思ってましたが、新潟の新発田市でそこから成長して現在では全国に拡大しているフランチャイズ企業。コンビニで仕事していた知り合いに、コンビニ店舗を何店も所有して成長させるメガフランチャイジーさんのことを聞いていたので、ハードオフさんでもメガフランチャイジーとの親しくなる交流の懇親会を何よりも大事にしていてほぼ100%の出席率というのを読み、その強さが現れていると感じます。
ほかにも、サイトからでは「中期ビジョン 2020年度、1000店舗達成。」
数字では連結168億円、利益16億円、ほかにも珠玉の言葉が満載でしたが、何より山本さんの魅力や事業意欲に加えて動画ありました。
ハードオフさんでは理念で、「社会のために」という利他の経営理念を置いているのが山本さんの生き方や考え方がしっかり出ていますし、経営者としてどのようにあるべきなのか、そういった部分に感じます。理念であり経営哲学。売上重視だけではなくて正直な真実の経営がどういったものなのか、そんな深い部分が理解できます。
リサイクルの仕事が5K = きつい、きたない、臭い、危険、カッコ悪い
を180度ひっくり返すような店舗を作ればもっと支持されるはず、そういった店づくりを目指したそう。
また自分が健康でなければ仕事はできない、また家族が健康でなければ自分も仕事ができない、さらに、会社が健康=健全な数字でなければいい仕事ができなくなる、という健康を意識しているという点も納得。