三方よしの考え方「売り手よし、買い手よし、世間よし」の近江商人の発想があるんですが、その中でもこの三方よしにさらに方向性を変えて考えることがあります。四方よし、とか五方よし、などまで。
その方向性ですが、例えばメーカーさんなどなら、「使い手よし」などの作ったものを使う人がいいことになることを前提に考える発想、これも非常に納得します。あとネットなどなら「ユーザーよし」の発想も大事です、ユーザーからの熱い信頼や指示があることを良いこととする発想ですがこれも納得です。その他にも「将来世代に向かってのよし」というのもあります、未来に残すためにという発想です。当たり前ですが分譲マンションなんかで大規模修繕とか何かする際には「自分逝ってからでええんちゃうん?」と思うのが当たり前の発想なので、その方向性を無くすには将来世代など言わないと説得できないような気がします。
最も大事なのはどこ?という発想がこういったこと言うと抜けますが、当たり前ですが自分とか会社とかスタッフとかそこからの発想は当然大事です。人のことをしっかり考える余裕があるのは、自分に少し余裕ができているから。自分でいっぱいいっぱいだと面倒など無理なものがふつう、これが原則。そこを何とかするのが精神や心の修行部分になるのですが。
西天満公園も桜が咲き始めました、もうすぐ春らんまん。