ソニーや松下の本でもあったけど、日本の経営に関するノンフィクションは、やたらと人事抗争に焦点を当てるものが多い。人事抗争が原因だとしても、なぜそれが起きたのか?雇用モデル、コーポレートガバナンス、経営戦略、などなど分析軸はいくらでもある。とても残念。
— Nori (@nori76) 2016年3月1日
風が吹けば桶屋が儲かるという因果関係の有名な話がありますが、刑法の構成要件の中の議論のひとつで一般社会で相当と言える場合には相当因果関係が認められるという話です。基準があくまで一般社会人を基準に考えるとかの話であって、その考え方が学生当時と今では全く見方が変わったものの、このような因果関係に関しては今でも反応は早いわけです。
タバコを吸ったら肺がんになりやすい、くらいは当たり前ですが、もっと行動の原理原則的に何かをする際はまずはやってみるパターンの行動形式と、ちょっと見てからやってみる行動形式など結構分析が可能になってくるわけです。面談などは特に、志望動機とか前職とか現在の活動だったり履歴書のチェック、職務経歴書のチェックに前職含めて何社目なのかなどもチェックをされる(うちは厳密な部分よりも人格中心なのですが)わけです。
そこでビジネスに置き換えると、企業が成長した理由に、雇用モデル、コーポレートガバナンス、経営戦略、などの機軸があるわけです。そういった部分は企業の見えない部分なので訪問した際に感じたり、訪問時の雰囲気などの感覚値でつかむしかありませんので違った角度でいろんなものを見ながら話しながら触れていきます。
取引先には素晴らしい会社さんが多い、なのでいつも気になるのはこういった機軸の異なる部分。ビジネスモデルなんかは最もわかりやすいのですが、そこだけを特化してうまくいくケース、もう少し違うケースもあってその辺が本当にイメージと異なる部分であって、ブログ読んでもweb見ても普通に話しても気付けない箇所。ただそこが重要なポイントだったりする、と思ってます。
webの解析もそこが大事、セッション、PV、コンバージョンまでの経路も大事、ただ違和感出た数字を見るのが最も大事。