■ フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉
誰かに何かをしでかしてしまった時、「あの人…きっと怒ってるんだろうな」と考えるのは子供。自分が罰を受けるか受けないかを心配しているだけ。「あの人…きっと悲しいだろうな」と考えて今後の行動を組み立てるのが、大人です。
— ひろのぶbot (@hironobot) 2016, 1月 5
人と組織を強くするにはトップの考え方や言葉によって左右されます。マラソンを少しでもやっている以上、箱根駅伝にかける選手や周囲の方々の雰囲気もすごくわかりますしストイックに練習に取り組むことも大事なんですが、自分が怪我をしたときや周囲のチームメイトが怪我をして苦しんでいるときだったり、チームが負けて暗くなるときにどういった雰囲気でいられるのかなどは成長過程にとって大事なんでしょうけど、どちらかというとあまりクローズアップされません。
けど、監督にとってはそういったイレギュラーのときのほうが普段よりも大事だったりします。そしてイレギュラーなときこそ練習や普段の力が発揮されます、さらにイレギュラーをクリアしたら困難を乗り越えた充実度があって、困難が別に苦しくなくなるということもあります。監督はそういった機会を多く作ることが大事なのと、やるだけしっかりやれば後は楽観的に構える、このスタンスが大事だと。このブログなんかも、割と真面目にストイックに書いてますけど、感じる表現言葉と会話の中のエッセンスは似てますが、これそのまま言えばただの説教おじさん。
何て言えばいいんだろう、何をすればいいんだろう、どうしたら伝わるだろう、駅伝の監督は駅伝走りません。プレイングマネージャーになれないからこそ、すごくわかる内容の濃い一冊でした。