大阪マラソンの話なのですが、35kmくらいでバテバテ、心折れそうなタイミングでips細胞の「山中教授」と偶然遭遇しまして、そこからはゴール近くまで並走してたわけです。ちなみに山中教授は今年の春京都マラソンでも参戦されてまして、普通に走っていると走る教授にランナーが握手をせがんで、優しい教授も走りながら握手してたのをみてたので、その教授を抜かして走っていたのに、ラストのラストでいつの間にか抜かされ。私ゴールの時点で「教授、教授ゴールです!おめでとうございます!」と盛り上がっていて軽くびっくりしたことを覚えています。
その教授が今回大阪マラソンも参戦していたとは。というわけで、教授とともに並走(というより後ろを少し一緒に走る程度)で進んでいたのですが、35km~40kmくらいになると最もしんどいにも関わらず、教授が沿道から「山中教授~!」と呼ばれると軽く手を振る余裕。
余裕があります。違います。こっちはぜーぜーなのに。
さらに、山中教授は有名人なので並走して一緒に走る方がいるのでその方とタイムの話などする余裕もあって、これもまた違います。教授は現在53歳、お元気ですし著書で読みましたがラグビーとか柔道してたそうで結構身体が強いとのこと。そんなしゃきっとした山中教授と並走できたおかげで背筋が伸びまして、タイムが落ちそうだったところ踏ん張ってなんとかゴールできました。あとで気づいたのですが、教授は日曜日情熱大陸に出たらそうで。走っている姿を見ても愛想のいい感じの姿見ても、ノーベル賞受賞の方と一緒に走ってる感覚が何か不思議な感じでした。
自分のもっと頑張って立派な人物にならんとあかんですね。
そんな気になれた有意義な時間でした、ほんまに。