公益資本主義推進協議会=フォーバルの大久保さん(今は会長)
大阪産業創造館=さんそうかん、で大久保さんの講演があったので行ってきました、フォーバルの創業者大久保さんです。大久保さん、孫正義さんの漫画や書籍にでてきます、京セラの稲盛さんと電話料金の発明で交渉するシーンです。
大久保さんの話では、今回の狙いは、地球全体の利益を考える資本主義「公益資本主義」を日本発の新しい資本主義の在り方として国内外に向けて発信していく、が目的でした。言葉で書くと難しいのですが、マネーゲームすぎるのはいかがなものか、という部分は根っこ。ややこしく深く考えるのではなく、ご商売は金だけではなく、仕事感や使命感をもって商売に精を出さないといけないという発想です。公益の対義語は私益かな、自分の利益、自社の利益、家族の利益、当然追い求めるのが普通ですが度を越すといけない。
「動機善なりか?私心なかりしか」
と常に問いかけながら仕事をしないといけない。
フォーバルさんは大久保社長が立ち上げ、そこから上場、今では無借金経営で実に健全ですごい経営をしているように感じます。私心を持つのは普通だけど私心以外のものを持たないと悪い人しか着いてこない、そして崩壊する、そんな考え方の部分がいろんなケーススタディの中からたくさん出てきました。株主さんには短期的な投機目的売買で稼いでもらいたくない、長期保有して企業の成長を見て欲しい、大久保会長の迫力もすごかった、内容もすごかった。こんな響く言葉、たたずまい、考え、実行経験、今のぼくには全然ない。
そんな気にひしひしとなりました、持たねば。