人事部は見ているを読んで。
人が人を判断するにあたり主観が入らないわけがない、というのは内容の要旨には少し入るのですが、評価が難しいのはプロ野球の年俸改定を見ていてもそのとおりだと思います。「おれが10勝できなかったのは打線が貧弱だったからで他の球団に行けば10勝できた!」と交渉で話したとかしなかったとかいう選手を聞いたことがありますが、それも1つの考え。
考えを否定ではなく、「評価するポイント」をしっかりわかっているからこそ不満も少なくなるのでは、と感じます。最初からわかっていることと後で聞かされること、評価対象基準に関してはそういった部分がポイントとなるのでは、と言うことが最も大事。
となれば数字でわかる要素がもっとも大事になるはず、ただ数字だけで縛ることは否定すべきだし、目に見えない要素を総合考慮しながら進まねばという点も感じます。以前経験ある360度評価も全く知らない人を評価するので意味がわからなかったのですが、他部署にも興味を持つ、という上司のアナウンスがあって理解した後は納得して他部署も見れるようになりました。
あと感じたのは「人は自分には30%増しで自分を評価する」、ということと、「みんなが納得すると言う制度評価はない」です。
そのあたりは痛感と共に、自己評価をした際に甘いのは人として当然かと思いながらも、微調整が必要になってくる部分なのだと感じます。