エイジングフィルタにかかってないのかの確認依頼を受けたことがあります。
エイジングフィルタ自体はグーグル検索エンジンの作用の1つで、新規ドメインのサイトを開設したあと、一定期間検索結果に表示されないという、グーグルが採用している、独自ドメインの新規サイトだけに与えられた作用です。新規ドメイン取得の際には上位にあがりにくいという俗説はこのエイジングフィルタから来ています。
グーグルの作用は人間の作用と非常に似ている部分があって、実際にこのエイジングフィルタ自体の目的は以前に新規ドメインを取得してメインのサイトを上位表示させるためにバックリンクを張って外部リンクを増加させるサイトやブログが山のように増えたため、グーグル側でも対策を採ったことがスタートです。
グーグル側としては有益なサイトを上位に表示させる、という本来の目的からすればバックリンクを張り合わせただけのサイトなど上位にあげることはしたくないという考えより、このようなエイジングフィルタというフィルタをかけるようになったのがそもそものスタートです。ではこのフィルタが通るのは一体いつ頃のなのか?
一般的には3ヶ月~9ヶ月くらいとも言われていますが、新しくサイトを作ってすぐに開始1週間でトップ10まで検索結果順位が来ることがなかなかないでしょう。
とすればエイジングフィルタにかかっているのかかかっていないのかは抜きにして、エイジングフィルタにかかっていると誤信をしてしまう可能性もあるわけです。オリジナルコンテンツでのSEO対策ということはよく言われますが、ブログサイトがなかなか表示しないのはオリジナルコンテンツという意味だけではなく、HTMLとCSSの部分が多く作用を起こしているような気がします。
全く住宅構造が同じなのに別のコンテンツ、というのがブログコンテンツなのでそういった内装だけをきれいにしたところで上がるのは少々困難と考えてしまいます。
俗説のように言われるエイジングフィルタも、その前に全くのオリジナルなのかを疑うのが最もいいのではと感じます。