ダム式経営について。
パナソニック松下さんと京セラの稲盛さん、共に有名な経営者さんですが、あるとき松下さんの話を稲盛さんが聞きに言ったそうです。
そのときに松下さんが
「経営はダムが水をためるように、しっかりと余裕のある経営ができてないといけない」
と話されたそうですが、同じく聞いている人が「ダムのようにと思っても余裕がなくて出来ない場合はどうしましょうか?」と 質問したそうです。
すると松下さんは「その方法は自分もわからんが、まず余裕がないといけないと思わんとあかん」、と返したそうで、答えになってないと失笑になった、というエピソードがあります。
しかし、稲盛さんは強烈な印象を受けて、「まず思わないと成就もしない」、「理想があっても現実は難しい言う気持ちが成就を妨げる」と感じたそうです。
「絶対OOやってやる」という強い気持ちがないとその時点にたどり着かない、方向も向かない、行動もしない、 ダム式経営を行う、意思があって初めてダム式経営ができる。まずは強い願望を抱くこと。