前回からの続きで。
今春の大学生の就職率が6割ということを見たのですが、6割が高いか低いか明確な基準が見えないものの就職氷河期なことは間違いないのでしょう。
ということに関連して、そういえばある最近就職して、仕事をしている元男子学生の話を聞きました。
その方は立命館大学の方ですが、立命と言えばやっぱり昔からラグビーが強い、
ということでラグビー部に入ったそうで、ただラグビー部には高校のときに花園に出たとか優勝したときのメンバーだとか、かなり上の人がたくさんいたわけです。
その彼は一般入試で試験で合格した組なので、実力も劣る、試験勉強中はあまり何もできてない、ということで入部当初はかなり差があったわけです。
立命には100名以上部員がいて、一般試験入部は数名。その方は最初1軍・2軍でいうと5軍の控えレベルでしたが、ただ持ち前の努力やひたむきさで少しずつ頭角を現し、3年くらいにはベンチに補欠に入り、試合にも出るようになりました。そして4年時には先輩や後輩から主将に推薦され、レギュラーを勝ち取りチームをまとめ、大会でもいい成績を出したそうです。
で、就職活動はというと誰もが知っている世界的に有名なメーカーさんに就職が決まったそうで、という話ですが、
彼にそのメーカーの技術は全くわかるわけないですが、大学のときからの行動や結果を見れば企業の人事担当者は誰でも「優秀な学生」というレッテルを貼ります。
優秀な学生はどこに行っても採用されます、これは間違いなく事実です。
就職活動基準はそんな部分に多く隠れているのかもしれません、というのが採用する側の目でもあり気持ちです。
その意味では就職率60%はまだ「高い?」という印象も受けますが・・。
司法試験は合格率2~3%、私が受けた行政書士試験は難関な年だったので3%程度、宅建でも20%程度みたいですね。
就職率は全く関係ないですが、60%と比較すればまだまし、あとサイトの転換率であるコンバージョンレートも数字で出ますのでこれも日々数字の戦いです。
よくするために何ができるのか、その改善の繰り返し。就職も自分磨きが最も大事なんでしょう。