※ これは近くのコーナン。
ホームセンターのコーナンさんが好きな理由、なんですが、このお盆に実家の和歌山県田辺市に帰省してきましていつの間にか白浜に繋がる高速ができてたり、周参見まで通じる高速も8月末に開通などどんどん便利になっていく田辺市周辺でのある出来事の話です。
上富田をぐるんと42km走る、口熊野マラソンに出ようと、今年の冬に帰省して前日から準備してたのですが、ふとふと寄った田辺市の万呂のコーナンで買い物して会計済んで駐車場に戻ってきたらまさかの「電気付けっぱなし状態」。噂に聞いたことはあったけど、これはひょっとして電気つけっぱなしによる「バッテリー上がった状態??」と思いながら恐る恐るクルマに乗って確認したところ、キーを回してもエンジンがかからない状態で正にバッテリーが上がった状態だったわけです。
こういう場合には仕方ないのでバッテリーを別のところから借りてきて充電しないといけない、というのは知っていたのでまずは母に電話したものの携帯を持っていない母は家にいない、父にも繋がらない。
うーん、と少し考えてこれは車屋さんを呼ばないといけないけど、コーナンの駐車場で待機しているわけにもいかないので、ひょっとしてコーナンのなかにバッテリーがあがった際に解決できるモノが売っているのかもしれない、と考えてコーナンの中のサービスカウンターさんに聞きました。
「あのー。買い物してたときに電気つけっぱなしでバッテリーがあがっちゃいまして、バッテリー回復できるものって売ってないですかね?」
とカウンターの方に聞いたところ、
「あー、ちょっと待ってくださいね~」
と言われ待っているとちょっと若い感じのお兄さんが出てきました。
「バッテリーですか~。あーちょっと見ますね~」
バッテリー回復アイテムを買うつもりだったのですが、お医者さんのようにさっと駐車場のほうのクルマに寄って診てもらって、フロントをあげて位置など確認したうえで
「あー、いける思いますよ~」とさっと自分のクルマを持ってきてくれて、バッテリーを繋げて回復してくれました。
冬の1月だったこともあって、「寒いんで車の中に乗っていてくれていいですよ~」と促してくれました、その間15分くらいだったように思います。バッテリーが回復してエンジンもかかるようになったので、「お金などどうしたらいいですか?」と聞くと、「いいですよ、気をつけてくださいね」とさわやかに去っていきました。
初めてのバッテリー上がりでもあったので、どうしたらいいかわからず方法を聞きに行ったら、バッテリーをつないで回復してくれたのでびっくりしたのと、これがいつも普通のサービスですという感じに手際よくクルマをいじってくれたので本当に感謝しました。土曜の夜だったので車屋さんも時間かかるかもしれないとなると、このまま駐車場で立ち往生かなとかも考えていたので、ひょっとして私のようなバッテリー上がりのケースはよくあることかもしれないのですが、初めてのことだったので困ってしまい助けてくれたことが本当に助かりました。
小さな親切、大きな感謝。
夏は初盆もあって実家に帰りまたコーナンのそばを車で走りましたが、コーナン見てその時のお兄さんを思い出しました。車によく乗る人には普通のことなのか、また、人によってはほんと大したことではないんですが、小さな親切、大きな感謝、これがコーナンさんが好きな理由です。