● 「あなただから」と言われる営業マンになりなさい。
仕組みで売る営業も、営業の力で売る営業も、いろんな形があるのですが根本にあるのは個の力。
個人で打開できないのにチームでの力をあげようと思っても難しい。結局、最後は個の力で最後の信頼が決することがほとんどなので。会社のストロングポイントはチームワークですが、それは協調性や連帯感などの日本人として生まれ持った能力なので、どうやって自立したビジネスパーソンになって個を高められるかというところです。
なんかじゅんいちダビットソンさんの言葉になってますが、まさに個の力がないと最後に決することができない。この本は個の力として、「きみだから任せよう!」という信頼を勝ち取る大事さを書いています。仕事なんかも結構これはわかる部分で、任せた仕事についてあれこれ言うことはないのも「信頼して任せた以上あれこれ言わない、もしだめなら信頼して任せた自分の目がおかしい」そんなものです。
本の趣旨としては人間力や魅力など言葉にはしずらい要素がたくさんあるのですが、仕事でも会社でも最も魅力ある人がどんな人か、その人と比較したときの自分の至らない部分を探せば自然と足りない部分が見えてきます。「あなただから嫌なの」と言われる場合を正反対の場合と仮定して、人間的な魅力を高めたいものです。