原文はこっちなんですが、
>> 本当に怖い確率外の出来事
『私たちは、生物としても、経済人としても、統計学的に言うところのP値1%を下回るような出来事に対しては、何ら対策を施すことができていないことに気がつく。』
しかし想像を超える出来事に関しては、予想ができないばかりか、予想ができていたとしても、コストや効率性が悪すぎて、対応策が構築できない。「野球ボールくらいの隕石が頭に直撃するのを防ぐために、外出する時はいつも鉄ヘルメットをしているんだ」と言ったら、社会的に支払うコストの方が高くなってしまう。
まさにそのとおり。
震災でサーバが落ちる、というリスクも最近ではバックアップ体制も充実するようになって対策が「想定外」とは言えなくなってきました。いわゆる、「中小企業のBCP(事業継続計画)」の話です。震災などの緊急事態にもライフラインを整えて置くようにすべき発想の1つですが、ある意味ネットなどは、電話などが通じないときように、さらに、個人のツイッター・フェイスブックはその役割になっているような気がします。
といっても1%のリスクのために完全なことはできてませんが、常にそういった意識を持っておくのは大事な発想です。