ウサミーニョと今ちゃん

出場８戦全勝　Ｇ大阪今野が今季初の首位呼ぶ http://t.co/B7pwAHz7ff 年間王者への思いが強いからこそ、今野は声を大にした。 「そんな（海外の）話があったとしても、全力でガンバに残って欲しい。自分で決めることだけど貴史とずっと、優勝を目指してやりたいです」

— ぷか (@pukapuka_07) 2015, 5月 1

ガンバがACLのベスト8まで勝ち上がりました、素晴らしい。
で、宇佐美にパトリック最強2トップが躍動したFCソウル戦ですが、今野選手がイエローもらって次は累積警告たまって出場停止になってしまいました、うーん。今野選手ってあまり目立たないですし、シュートを決めたりすることもほぼないのですが、すごくすごくすごくいい選手なんです。特に宇佐美ドリブルで引っかかったときにほぼ今野選手が最初にケアしてます、ほんとその辺ケアしてます。

ボールロストの後が怖いのですが、しっかりケアしてカウンターなど対処してるんです、その結果
・ドリブルとられてもええで。後ろはしっかり守るし。　→　ドリブル発動　→　ゴール　なんです。
まるで、若いもんには思う存分チャレンジさせる上司の如く、失敗を成功の糧と捉える上司の如く、前線で暴れることができるのはすごく今ちゃんが効いている（あくまで専門家でもないんですが、そんな感じに思いますし、結構試合見ても実際そう）からだと思います。決め事じゃないんですけれど、「ウサミーニョ、お前は前線で何度もチャレンジできる機会をおれは作る。だから気にせずディフェンスはゆっくりすればいい」と今ちゃん言ってそうなんです。

すごくいいですよね、本気出せばウサミーニョももっとDFできるんでしょうが、それを必死にやると肝心のシュートシーンでキレがなくなるんです、特に責任感強ければ強いほどこの傾向があります。ウサミーニョに活躍の場を与えるのがチームの役割、そして、きちんとカバーしてるのは今ちゃんの役割、今ちゃんのような仕事ぶりができるチームは絶対強い。自然とチームにとって最適な箇所と、自分ができる役割を自覚している大人。

※　ウサミーニョ　＝　宇佐美選手がキレキレドリブルなので、ブラジル人化したような表現