ほうれんそう。
ほうこく・れんらく・そうだん、の頭文字をとってホウレンソウ、なのですが、新人の頃はほうれんそうをしっかりしなさい、ということを言われたものです、このほうれんそう。
ところで最近、「不幸な病気ホウレンソウ病」、というテーマの記事を読みました。
内容はざっくり言うとこういった内容です、
・事実をただほうれんそうすればいいわけでもない。
・プロセスよりもゴールを見据えたほうれんそうしないと成果を得られない
・ホウレンソウ病という不幸な病気が存在し、発症する危険性がある。ついでに改善するには非常に難解な病気である。
論理的思考であるとか、三段論法であるとか、ブレストを強調するとか社内福利厚生とか、聞く技術、傾聴する技術とかIQにEQの類の問題でもないような気がしますし、このようなホウレンソウ病というようなものが改めて振り返っていくと往々にあったような気がします。ぱっと見た感じ、「別に悪いことでもないような気がする」と言う点にまたこのホウレンソウ病の不快、いや深い根があるのではないかと。
任せて育てる、みたいなことが解決策にありますが、ホウレンソウ病にかかっているまま任せていい結果が出るとも思えませんし、経験上的にも「ちょっと無理なのでは・・」と傍目からでも感じます。任せることも無理、あーあ、です。
あとついでに、こちらも。
「非エリートは自分のペースや手順を捨てないと永久に結果を出せない」聞く力や思考能力など、メラビアンの法則のような原理原則的な内容をしっかり勉強した際に、トヨタの改善のような「なぜを5回」しっかり繰り返していくといけばいくほどうまくいかない、もつれた糸がほどけないもどかしさのブラックボックスはいろんなところにあり、あえて、ホウレンソウ病という部分に深い示唆があります。
ホウレンソウ病。マネジネント層の諸兄ならピンとくるはずでは、と。