『事なかれ主義で経営が悪化した上場企業に、メインバンクから取締役としてロボットが出向してきた?予算5000万円の新規事業を任された新米課長・道明美穂は、ロボット取締役からさっそく事業計画書の作り直しを命じられるが・・・。はたして道明はこの事業を成功させ、業績を上げることができるのか、さらに恋人・吾郎との恋の行方は?「新規事業を成功させる3つの戦略」「ポートフォリオを使えば、事業リスクは減らせる」「事業を拡大するお金を上手に調達する方法」「賃料を上げて不動産投資を成功させる方法」「戦略を理解できれば、人生の勝者になれる」など、事業計画書や経営戦略の立て方から株や不動産投資の基本まで、投資のルールのすべてがわかる! 先が気になる、笑いと涙の投資戦略ノベル。』
帯の紹介そのまま。
ロボット取締役がそのままロボットなのが想像力をかきたてます。バイクに乗れば取締役になればお腹からプリント印刷も出てくるロボット。そんなロボットとともに新規事業計画を出して実行していくビジネスストーリーです。時折出てくるロボットの正論が面白い面白い、最近はこういったビジネス物語読んでなかったので新鮮でした。私の履歴書のようなビジネス回顧録もいいのですが、登場人物を変えて出てくるビジネス話もなお面白いです。