●99%の人がしていない たった1%の仕事のコツ
若い人がしっかり読むべきなんでしょうが、何となく会社にあったので読んでみて自分でチェックしてみると意外に抜けている項目も多いことに気付くものです。感覚値でやっていることがしっかりと言語になっているとこれは納得できるもの。
その中でも『チームワークのステップ 4つのH』というものがなかなか納得です。「チームワーク」といってもなれ合いではありません。お互いを尊重することもそうだけど、尊重しすぎるとうまくいかない。
第1段階 Honeymoon 「なにをやっても新鮮で楽しい!」
第2段階 Hostility 「異なることに対する敵対」
第3段階 Humor 「環境に慣れユーモアを感じる」
第4段階 Home 「くつろぎ、あうんの呼吸」
という4段階を踏んでチームワークは形成されるという内容です。人間なので、異なることが普通だけど、会社という限られた場所、限られた時間、という限定的な部分においてだけで言えば、目的は理念の部分、お客さんよし、スタッフよし、パートナーよし、ハッピートライアングルを意識するなどは当然の前提のこと。
ただし、目的達成のための方法の違いはたくさんあることを受け入れること、手段はたくさんあります。もっと若い人が読んでもらえればいいなといえる本でした。