桜井さんと藤田さんの運を支配する、ですが、雀鬼・桜井章一さんは麻雀の世界で知らない人はいない、というくらい有名な方。それと、現麻雀最強位のサイバーエージェント社長藤田晋さん、現役の社長なのに最強ってすごいです。
「なぜ特定の人に運は集中するのか?」
ですが、麻雀は運の要素が多くあります、あがりたいからといって攻めるタイミングを間違えると振り込む危険も高くなる、これは間違いありません。勝負で焦っても自滅することはよくわかります、あと麻雀ではタイミングや可能性でデータや統計からある程度推測して捨牌も考えることができますが、データと左脳だけでうまくいくものでもありません。いろんなデータに加えて他の要素もあわせて考えないと運も巡ってきません。
仕事の話になりますが、仕事などでうまくいっているとき、まさに運が乗っているときにはその流れがどこかに出てきます、感じ取られる自信や雰囲気で顧客も何か信用して仕事につながることがあります。経験値などはあまりなく正に運がめぐっているときはありますし、そんな人を見たこともあります。しかし、運がなくなると実力の世界になるので、このときはじっと耐えることが必要で、焦ることもあればもがくこともあるし、それこそ腹がよじれるくらいののたうち回ることもあります。
サイバーエージェントの藤田さんなどはそういった経験だらけだと文中に書かれてましたが、麻雀で培ったものが今の経営にも活きている、そして経営で学んだものがあったから麻雀のタイトルが取れた、仕事も趣味も深堀りすれば共通項がたくさんあります。自分的に言えば、サッカーもマラソンも、麻雀もそうです、非常に参考になる本でした。