大相撲の大阪場所が3月ありました。
優勝は白鵬、最後の日馬富士との取り組みは熱戦でした。
白鵬負ければ優勝決定戦、ということで観客的には日馬富士勝利を願う。
結局白鵬の強さが出て白鵬優勝。
ボディーメーカースタジアム。
大阪場所中はなんば駅周辺に力士がいて、移動中会うとびっくりします。
(写真は千秋楽ではないのですが)
千秋楽というものをテレビでは見るものの、実際に観戦するのは初めて。初めてですがこれはいい。熱い!
白鵬の優勝を見て、表彰式までぼんやり見ていると、「内閣総理大臣賞」が出てきて、安倍さん来てるのか??痛みに耐えてよくやった!感動した! というのか見たら別の人でした。
ほか、友好杯などでチェコ共和国友好杯やメキシコ合衆国友好楯などいろいろあるんです。その中で、
メキシコ合衆国友好楯 ・・ コロナビール1年分!(白鵬関飲むのか?後援会に振舞うのか?)
アラブ首長国連邦友好杯 ・・ 副賞にガソリン1年分!(どれだけ?ハイオク?軽油?)
と表彰していて耳疑いました、「今、ガソリン一年分って言った????」wikiみたら実話でした、アラブ首長国連邦友好杯ではガソリン1年分だそうです。
そんな賞はさておいて、日本人横綱いないとか優勝できないとかまあ言いますが、確かに日本人の強い人が出てきて欲しいのは欲しいですが、最後の最後白鵬が勝った瞬間の観客は普通でした。優勝決定戦が見れないちょっとした残念さと、最後強い力士が優勝したので拍手と歓声が響きました。
見たいのは日本人の勝利ではなく、純粋に15日間勝ち抜いた強い力士です。そして表彰式の前に全員起立して君が代を歌う、という流れでしたが、学校のような元々音声が入っているわけでもないのに観客声の君が代が大きく聞こえ、低音・高音、男性声、女性声、歌っていない人は多分おらなかったんじゃないかと思えるような声で、こんな君が代を聞いたのはサッカーの代表戦以来でした。
相撲は国技ではないですが、日本の文化ですし、礼に始まり礼に終わる、そして戦い抜いた優勝力士を称えるというのは当たり前のことで、国歌斉唱を行うことも普通のこと。そんな雰囲気に包まれていたのがすごく初めて感じた経験でした。
多くの国の力士は、例えばモンゴルとの友好に繋がったり、チェコは隆の山ですね、エジプトの大砂嵐などいろんな力士がいてそれは他国との友好につながっています。ヨーロッパ巡業などもありますし文化の橋渡しになっています。テレビでは日本人力士が弱くて・・みたいなこと言いますが、それはそれ。
もちろん日本人頑張れと思いますが、個人的には日本人日本人言うなら、地元の和歌山件力士頑張って欲しいです、あと大阪力士も。異国に来て頑張る人は偉いですし、結果勝った人は賞賛する、テレビでは知らなかったことですが、当たり前のことが当たり前に相撲の千秋楽にはありました。