セレッソ日々是々非々

セレッソが降格しようと優勝しようと応援する。それがほんまもんの応援。 来年は対キラヴァンツとかホーリーホックとかの試合をキンチョウでまったり応援するべ。(・Д・)ノ pic.twitter.com/d5ojsBGNfe

— クレアネット＠谷美輝 (@yoshiteru_tani) 2014, 11月 29

長居スタジアム、セレッソのJ2降格が決まった試合に応援してきました。しかし相手はアントラーズ、1点返したものの4点取られてしまい降格が決定してしまいました。非常に残念です。

人間はショックのほうが大きいので勝った試合よりも負けた試合のほうが覚えていますが、10年以上前にセレッソが勝てば優勝というときにフロンターレの我那覇選手が延長戦に（空気読まずに）シュートを決めてしまい、長居スタジアムの空気が「しーん」となったのを覚えてますが、今日も非常に残念な空気間が流れてしまいました。

サッカーしてるものとしては、やっぱり監督が変わったりしてチームつくりが全然できなかったのが原因というもあるし、柿谷選手がいなくなったからとかもあるのですが、高校野球くらいの「絶対にみんなで頑張ろうぜ！目指せ甲子園だ！」みたいなチームワークがうまくできなかったんだろうなと感じます。今日試合見てても必死さはわかりますが、チームとして全然まとまってなかったような、（もちろんアントラーズがうまくチームコンセプトを遮断したのはありますが）そんな気がします。

ただ、ガンバも一度落ちてメンバーはそれほど変わってないのに今の結果ですし、チーム力が上がるには時間がかかります。絶対にかかります。さらに、監督が変わればさらにかかります。主力選手が抜ければさらにかかります。チームの和にそぐわないような選手がいれば、ずっとチーム力が上がらないケースもあります。結果論ではあるんですが、そのへんがうまくいかんかったわけで。けど、今日の試合も残念ですが、他の勝てそうな試合にポロポロと負けていたり勝ち切れ勝ったりなどがあったので、これも仕方ないところ。

前に上場するクラウドワークスの吉田社長が言ってましたが、下記の図のように、お金を集めるのは時間もかからない、特に今のようなお金を集めやすい時期にはお金が集まることもあるけど、お金を使って事業をどのように進めるのか、事業をどのように成長させるのかは時間がかかり、その事業の中で人材が成長しチームとして機能するにはまた時間がかかる、という話です。この話はすごくしっくり来ます、あうんの呼吸でやらんとサッカーなんて瞬間瞬間のスポーツなんで最後は「慣れ」で仕事しています。「たぶんこの角度であいつならちょうどいいはず」という推測と、「あいつの性格ならここにパスを出すはず」という期待と推測で動いていますので、お互いをしっかり知らないと難しいんです。

仕事もほんとに一緒で、会話のコミュニケーションは当然大事ですが、会話でないコミュニケーションもすごく大事で、それは時間がかかるんです。うちが仕事外のことに意識を強く持っていろいろするのもここ。暗黙知を形式知に高めて共有すること、それは大事です。

セレッソは残念ですが、楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。観客が少なくても、来シーズンもまったりとキンチョウスタジアムで水曜日の夜などに観戦して応援していこうと思います。ザスパクサツ、ヴェルディ、ファジアーノ、キラヴァンツ、カターレはJ3降格だけど、ヴォルティスもいるし、まったりファンはこれはこれで楽しむという話。