ポゼッションなんと4割、パスに至っては300本台(Jリーグでも1試合平均500本弱、超パスサッカーのフロンターレなら670本)という少なさ。日本代表のコンセプトどこいった? pic.twitter.com/klSiyM1tvR
— akoustam (@akoustam) 2014, 6月 15
ギリシャ戦、コートジボワール戦、そしてコロンビア戦と予選は3試合、この中で上から2つに入れば次に進むという予選リーグの戦いですが、いろんな話が出てきてなんやかんやなんですが、確かに数字を見てもちょいとこの辺は修正の余地があるみたいです。
『ボールは汗をかかない』
というコンセプトはいつから言われたのか知りませんが、昔のクライフが言ったとか言わなかったとか。バルセロナのようにボールを回すと、相手がどんどんと疲弊します、取れないで回されると精神的にしんどくなってくるんですよね。そしてそれが90分続くと必ずどこかに隙がみえてしまうもので、そうなるとこっちの勝ち。
「ボールを取られない限り負けないんだ」
という格言もあります。日本の長所はポゼッションができて中盤の短い10m程度のパスワークができること、と考えると濡れたピッチや雨のコンディションでも回しきれなかったのはいろんな原因があるから。中盤なのか、相手の守備の要因もあるのか、先制点入って守りに入ったのかなどなど。「自分たちのサッカー=積極的に行く、なのか、パスが普通に回ること、なのか、そのパスを回すための運動量の増加、なのか」たくさんの意味がありますし、そのコンセプトを明確にマスコミにはしないほうがいいですが、単純な数字だけみてもおかしいわけで。
とにかくボールを動かすこと、これが大事だ、中盤で崩しながらスペースに飛び込んでいくには、なるべく回す数を多くしないといけない、となると、やっぱり中盤の遠藤選手が必要なのでは、など思うのですが。オランダがスペインに勝ったときのように、徹底的に相手のウィークポイントを突くサッカーでもいいのですが、そんな戦い方できないようにも思えますし。ややこしいときには数字で。
そんなことをぶつぶつと。