リクナビで書いている記事ですが、
ヨドバシカメラの山下さん「新入社員が退職した。(後編)」
合うとかあわないなんて仕事に取り掛かって時間を経ないとわかるはずもない。職種もそう、仕事内容もそう、仕事を選べるといっても仕事の中で好きな仕事も好きでない仕事も出てくるもの。合う合わないではなく、合わそうと頑張ってみるのが大事であって、それも10日では絶対に何も見えないような気がする。
石の上にも3年。
ことわざにもあるけど、3年必死にやって、誰よりもやって、寸暇も惜しんで取り組んだ結果合わないと思えばまだ理解もできる、と思うかな。けど、3年やったらきっと面白みもワクワク感にも気付くものであって、今の大学生なんかに聞いても誰もきっと
「リスティングのチューニングしていると快感で酔いそうです」 とか
「魅力的なキャッチコピー発見するととりあえず写真撮ります」 とか
「CPCの最適化図ってたら夜遅くなりました」とか、あるはずものない。
私の場合、幼稚園の夢は「バスの運転手さん」って書いてたのを実家に帰ったときに、幼稚園のアルバムでみましたが、そういえば、いつもバスのお迎えが来て大きなハンドルをくるくる回す運転手さんの後ろでいつも見ながら「かっこいい!!!」と思っていたのを思い出しました。
小学校になればまた漫画家がかっこいいとか、野球選手だとか、中学校になれば先生がいいとか、高校生になれば公務員だとか職種が少しずつ見えてきますが、今の職を想像していたことは1分1秒たりともありませんでした。仕事を見つけるとか探すとかほんとそんなものの気がします。社長になっている想像もしていなかったですし。
サッカーとかフットサル、マラソンと一緒で最初は何もわからないけど何となくやってみると奥が深いし楽しいことがほんとたくさんあるもので、大好きな立場で言えば、大人が1つの球を時間内で蹴るスポーツ(サッカー)や、ただ走ってしんどくなっているだけのスポーツ(マラソン)にはしている人にはしている人なりの何ともいえない快感はたくさんあります。
ヨドバシカメラの採用担当の方が書いているので少しびっくりですが、これがどんな仕事でも当然のこと。ヨドバシさんなんか梅田の真ん中で日々忙しくしていて、家電とかデジモノいっぱいで楽しそうですし、積極的にコミュニケーション図れるようなところで、仕事自体が楽しそうだと思います、あくまでパソコンとかデジモノ好きの一個人の感想ですが。
仕事に貴賎はない、警備員とかイベントスタッフとか引越のバイトとかバイト経験をたくさんしたり、こういったネットや広告の仕事で多くの仕事に関わる方と仕事したので本当にそう思います。仕事をいかにして楽しめることも大事なんでしょうね。
「マラソンみたいな、しんどい思いして次の日筋肉痛なって、さらにそれでお金出して払うって何が楽しいの?」
うーん。まずは走ってみましょう、完走の自己達成感の喜び、応援してくれる人たちの声援、走った後のビール、どれも喜びの1つ。仕事も取り組んでみるのが大事です、私の場合はいつもそうですし、やる以上はしっかりベストを尽くすのが普通、と思うんですよね。
セブンイレブンでバイトしていたときに図書館に「月間コンビニ」という本を発見して、心躍った記憶がありましたが、そんな仕事の愉しみを何か見つけることができれば、成長でもお客さんの声でも同期の友情でも何でもいいのですが、かめばかむほど味があったりします、仕事は。