ちょっと前ですが、仕事の関係でもあって飲みの機会でいろんな方と話をしてたのですが、
立派な仕事を成し遂げた方々の言葉には、どれも実績に裏付けられた重みがある、ように思います。
あまり話したことのない方が酔いもあっておもむろに
「財務や。財務」
というと含蓄深いわけです。
社交性とか礼儀とかちょっと抜いたくらいなときに出る会話が一番しっくり来るので、そんなお酒の入ったときに仕事の話になって
「財務しっかりせなあかん。いろんな企業見てお付き合いしてるけど、みなしっかりしとる」
どうしっかりしているのか、数字がどのへんかなど細かい部分も聞きたいですが、肌感覚であるんです。この水準を越えたら危ないレッドゾーンとかがあって、そこを越さないようにやりなはれ、と。
正直飲みの席ではその言葉だけで、何よりもいい経験を得たように思います。あんな立派な方が全ていろんなこと省略して「財務や」、と言われるとその優先順位付けの意識も変わります。何事も仕事を成し遂げて経験を踏まれている方の言葉が重みがあります、そんな言葉を聞くのが大好きですね。ほんと学びの機会になります。