受け手と出し手のあうんの呼吸でサッカーのパスは繋がったりするのですが、こと、情報に関しては全くそうはいかない。
どれだけ伝えたい気持ちを持って伝えようと思っても、受け手が聞く耳持たないと違うニュアンスで受け取ることも多々あります。
スポーツ新聞の一面記事ではないですが、文脈の中からのエッセンスを引き出すのではなく、流れの中での言葉で意味を受け取る場合もあります。
昔、なにかで、シベリアに拘留されている夫に向けた妻の手紙に、想いが全て詰まっている、その手紙の内容はたった三文字で
「あなた」
と書いていた、という話を聞いたことがあります。(ちょっと背景違うかもしれませんが)
検索で「あなた」調べてもダメです、この場合、全くニュアンスが異なります。
情報の非対称性とはこういった受け手と出し手の絶妙なスルーパスにはならない、一方通行の場合を言います。その部分まで何とか踏み込みたい、それが個別に検索結果を変えていくという個人属性に合わせる変化です。SEO対策もそのような変容が進んでいます。