■任天堂~驚きを生む方程式
任天堂の話なんですが、小さいときからファミコンやスーパーファミコンにゲームボーイで任天堂やってたのに、いつの間にかゲームをしなくなったのはなぜかを何となく考えると、操作性がめんどくさいのがあるんです。コンボ出せないとか、対戦系でも相手がいないとか。シミュレーションは面白いけど三国志なんかでは術が多すぎて武将が多すぎてコマンド多すぎてよくわからない、みたいなものがあったりで。
後は三国志とかだと呂府があまりに最強すぎてるとか、こっちは関羽なのに于禁にやられると異様に悔しいとか慣れてくると微妙に思うときが来て卒業したわけです。高校くらいの18歳前後で。そんな気持ちで読めば非常にわかります。少し気になるフレーズなどを抜粋します。
山内さんが74歳で社長を退いた際に
「いつまでも元気やったらそうおれるけど。人間そうはいかんからやっぱり時期を見極めないと。誰もぼくに辞めろ言えないんだから自分で判断せんとあかんわけです」20代から52年育てた山内さんの言葉。22歳から社長。
2003年千葉の幕張メッセで今の社長岩田さんが言った言葉
「ゲームから離れてしまったユーザーを取り戻すのが必要です」
→ まさにぼく、みたいな人にもう一度ゲームをする取り組み。
開発に関して今までのコンセプトと異なる発想を持つために、
「ゲーム機としての開発を行うときに基本技術は捨てて、家族の機嫌を取るための技術は積極的に採用する、「お母さん至上主義」の開発をやろう。」
→ お母さんに嫌われないようなゲームつくり。ゲームは1日1時間まで、とかとにかくお母さんには嫌われ者でした。それなら、お母さんが喜ぶ電気代節約、場所をとらない、静かな音、勉強になる、などなど。脳トレにも通じる考え方。
岩田さんの言葉、
「10年後まで種があります、と言ってもそれは嘘なわけです。ただ新しく種を仕込んだり見つけたりすることが組織として上手になったんだと思います。」
→ 100年残る組織、を目指すことは大事。ただ、具体化ができないものなので、生き残る組織風土や考え方が大事。
こう書くとなるほどと感じることばかりです。wiifitUが有吉マツコの怒り新党の深夜番組枠でCMしてました、買おうかな・・。