webデザインと紙デザインや普通のデザインでの違いなどの特徴を考えてみると、紙を手にとって見た人とwebを見た人の行動の違いが出てきます。
紙を手に取った人に関しては、手に取った瞬間次の何かの行動をするとすれば、
・紙を手にしてお店にGO!だったり、
・まずは電話で確認しようと電話を手にとるかもしれませんし、
・詳しく見たい知りたい内容というのでサイトを見る
こんな感じの行動が予想されます。
また住宅展示場などでは予定を確認したり、家族がいれば家族のスケジュールを見たりすることもあるかと思います。
反対にwebデザインで考えてみると、その行動は紙とは大きく異なってきます。
・そのサイトをブックマークすることであったり
・フェイスブックでいいね!と押してみたり
・お気に入りに入れてみたり
・電話したりかもしれませんし、問い合わせするかもしれません
ただ紙とwebの大きな行動の違いは、webがクリックを中心とした能動的に行動を起こすことが出来る点です。
逆に作り手からすれば、「いかにしてクリックさせていくか」と言うことを中心に考える必要があります。クリックさせやすいつくりを意識した上で、詳細の頁を見せていくような作り方やデザインが大切になってきます。
だからこそ、背景が黒ならば白が映えますし、背景が白ならば赤やオレンジのボタンが目立つでしょうし、バナーが明るく2つ並べばその次には、落ち着いた文章を書くことでコントラストをあえて作るなどの意識がバランスを考えるには必要になってきます。
些細なことですが、結局クリックさせるためにデザインがある、文章があると考えればその方法や『ベストな形・セオリーな形』が見えてきます。
かっこいい、
見ていて素晴らしい、
などいろいろありますが、webに関しては
「クリックさせる」行動に集約させるといいのかな、と感じています。
スマホの場合はまた少し異なる部分もありますが、ベースは同じです。
原理原則の理解があってこそ、その中から自由な発想が生まれます。正に守破離の考え方です。