稲盛経営12ヵ条の1つに「燃える闘魂」があります。
燃える闘魂→経営にはいかなる格闘技にもまさる激しい闘争心が必要、というもので、どんな状況においても燃える自然性の人材でないと経営などやってられない、わけです。もしも自分よりも情熱において会社において上回る人物がいれば、遅かれ早かれその人に会社を譲るほうが全てのことが最もいい結果になると思います。大きな会社であれ小さな会社であれ、経営は燃える闘魂が必要。
文章を引用すれば
「かつて京セラが小さいときに、風邪による高熱を押して点滴を打ちながら既に50以上もあった全ての部署の忘年会に出席したことがある。またそのような宴席では全員と杯を酌み交わし、膝を交えて熱く語り合った。そのような機会を通じて、私が考えている翌年の事業展開について、理解と協力を得たいと真剣に考えていたからである・・・。」
「経営者の燃える闘魂が従業員に転移することで企業全体が燃える闘魂を持った集団になっていく・・・。」
燃える人がいることで周囲の人にその燃える炎が移っていく、そしてみんなが燃えるようになる。何度も読み返して燃える闘魂をもっと身につけなば。
目次を見るだけで、
・勝利まで戦い抜く
・命を賭して集団を守る
・不況に立ち向かう
・不況は成長のチャンス
・燃える闘魂を制御する徳
など、熱いエネルギーをびしびし感じます。塾長は御歳80過ぎ。まだまだ。