最近ですがお笑いを見てきました、大阪でお笑いと言えばなんばグランド花月、NGKです。お客さんのユーアーツさんの歩いて30mくらいのところにあるなんばグランド花月、いやユーアーツさんがなんばグランド花月の近くにある、のですが、お笑いはやっぱり芸術ですね、人を笑わせると言うのは本当にすごいことです。お笑いの要素というのは一般的なこと全てに入っているので、ちょっとしたコントのような会話だったり何かを踏まえた話を持ってきて軽くジョークで緊張を緩和することはよくあります。
自転車で移動している場合には「自転車で大変ですね、暑い中」と言われた際には、「いつも自転車です、会社は自転車操業違いますけどね!」とか、健康志向でもあるので夜にランニングしてますとかフットサルなどしていい汗をかいて心身ともに健康でいるようにしてます」などと話した場合に、「ほんとすごいですね、日々走ったりとか健康考えてトレーニングなんてできないですよ!」と持ち上げられるとまた少し困るので、「何かあった際には逃げ足を早くしておかないと。だから鍛えてます」のように、褒めて尊敬されて立派だといわれるとそんなことは全くないのできちんとどこかで落とさないといけない、と思うのが笑いを誘うのかもしれません。
謙虚にして奢らず、なので常に謙虚ではありますが、時おり同じことを言ってるとだんだんその会話も当然の前提になってくるので、
「逃げ足鍛えるために暑い夏も走ってたん?」と聞かれ、瞬間的な反応が遅れる場合があります。同じ話を2回繰り返すとやはり読まれるということになるわけです。で話を元に戻しますが、そのなんばグランド花月で吉本新喜劇を見たのですが、その前に月亭八方の落語がありました。そして落語を聴いていると何となく聞いたことがあるような・・と思い出すとネタを前に聞いたことのある話だったわけで、あーあの話やと感じつつも聞いているとこの前の聞いた記憶が蘇ってきて、話の内容とあわせて聞くようになってくるわけです。で、普通ならネタ知ってるから面白くないと感じるかもしれないですが、月亭八方師匠、さすがでして話が前に聞いているのも関わらず笑える内容なんです、というのも身振り手振りだったり少しだけ違ったり、と、同じ話も2回目だっても笑える笑える。それがプロの話術なんでしょうね。落語の世界、お笑いの世界、話すプロと言うのは同じ話をしても同じ感動どころか、違った感動や発見を与えてファンにさせるのが選ばれた人なんだと。
そんな感じに月亭八方師匠を感じましたが、いい本も何回読んでも感動です。この前に高槻市駅の中に本屋があったのでふとふと「100万回泣いたねこ」をぱらぱらと見ましたがまたもまたも涙ぐみです。感情移入が読むたびに別に起こるんですね、泣いたねこになったり、先に死んでしまうねこになったり、子猫になったりと感情移入対象が変わるたびに違う感情がこみ上げるわけです。同じ本を読むときにも同じような感覚が起こります、なので同じ本を2回、3回読んでもその読むたびに違う印象があって気付くことがある、そんな感じです。
あとSEO対策でも4回ワードをタイトルに入れる、これはくどいのでちょっとクローラーにとって印象が変わる要素があるかもしれませんが、サイトが全く変わってなかっても勝手に順序が変わる場合はグーグルの見方が変わったわけです。ただ、月亭八方師匠のように、いいものはやっぱりいつもいい。そんなわけで、ある社長さんが、「結局は事業も会社も人やで。そこは絶対変わらんわ。」と言われて同じ話聞くことになりますが、やはり納得。金儲けも大事かもしれないですが、人儲け大事。企業は人なり。経営者の器以上に会社は大きくならない。これも何度も聞く言葉。