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読書感想文

出光佐三 反骨の言魂 日本人としての誇りを貫いた男の生涯

 ■ 出光佐三 反骨の言魂 日本人としての誇りを貫いた男の生涯

百田さんのおかげで出光さんの関連の本が本屋の前によく並んでいますので、百田さんの「海賊と呼ばれた男」を読む前に、一度このPHP出版の出光さんの本を読んでみることにしました。PHP=Peace and Happiness through Prosperity~物心両面の幸福により、平和と幸福を実現していく。

で出光さんですが、戦時中や戦後の日本の混乱期に類まれなる才能と努力と行動力で市場を開拓していき、その名を轟かせていくのですが、もっとも余韻に残っているのが英国やアメリカ、日本の国家までもを反対意見としながらも中東に出向き契約をまとめて勝ち取っていくシーンです。ちょうど中東で政治不安などが続いていた時期に、この行動に出て一歩間違えば会社もろともぶっ飛ぶようなリスクを取って勝負に出た点はまさに事業家と感じます。
そして、出光さんはもともと神戸で学生の時期を過ごしたそうで、このときに政治の道も興味があったことから、ご商売というビジネスだけでなく、政治や国際情勢などにも当然のように興味を持ち、俯瞰の目をしっかりと持っていたそう。自分のビジネスを通じて日本のために役に立つこと、そして社会に役に立つこと、その中に自社の利益をしっかり残すこと、そのバランス感覚などは読んだ後に本当に参考になりました。エネルギーを通じて日本の未来を創る。

『日本人としての誇り』を貫いた方だ思います。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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