スライム先生という異名を持つ、弁護士大西洋一さんのハイセンスな用語集。
ハイセンスすぎて脱帽。笑い30%、本気70%くらいなんでしょうか、うちでやっている、4コマでわかるWebマーケティング と同じような感覚です。笑いもいれつつ、理解度を高めつつ。
【岡口基一】日本の裁判官。昔から要件事実関連の勉強資料をネットでUPするいい人であったがその後「要件事実マニュアル」というバカ売れ本を書き一財産を築いた。当職は当たったことがないが当たった人によるとまともでいい裁判官らしい。新しい服を買うとネット上に自分撮り写真をupする。
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 15, 2013
ほんまなの?
【パートナー弁護士】「それだけ売上が立つなら経営に加わってくれ」というニュアンスの場合と、先日まで給料をもらう勤務弁護士だったのに「もう君には給料出さない。あとは自分でがんばれ、あ、経費も納めてね」的なニュアンス、どちらなのか…That is the question.
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 11, 2013
たぶん後者かも。
【弁護人】刑事事件で被疑者・被告人の立場を防御し人権確保に努める人。被疑者・被告人からすれば頼りにするしかない存在であるが、大抵の弁護人の一番の得意分野は刑事弁護ではなく自己弁護だったりする。
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 14, 2013
自己弁護。
【弁護過誤】過ちは誰にでもある。優秀な弁護士は表に出さない交渉技術も優れているのかもしれない。
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 14, 2013
表に出さない交渉技術。
【しかるべく】刑事裁判で証人取り調べ請求が出たときの対立側当事者が「かまわない、文句はない」という意味を伝える業界慣用句。なんか気持ち悪いから使うのやめようぜって思ってたけど、使わないと刑事弁護やってない弁護人っぽくなってしまうので仕方なく使ってる。
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 12, 2013
業界用語かな。
【法律事務所の広告における「~の分野に強い」】専門を名乗ってはいけないという業界広告規制を守りつつも力を入れている分野を知らせたくて考え出されたフレーズ。自称なので本当に強いかどうかは依頼者の責任で判断する必要がある。
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 12, 2013
【ゴルゴ13】弁護士から見ると、報酬は言い値、しかも依頼者にこちら側のルールを守らせ、それを破ると依頼者を殺してしまうこともあるという、いろんな意味ですごい人。民法708条も彼を後押ししている。
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 12, 2013
【至急】控訴期限や消滅時効完成が間近など本当に至急対応が必要な場合(客観説)と依頼者やボスが単に早くしてほしいと思っているだけのもの(主観説)があるが、弁護士実務では区別せず「至急」の一言で済ませる。至急と言われなくても実はすべて至急である。
— 弁護士大西洋一 (@o2441) April 14, 2013