クレアネットの代表ブログ

経営を伸ばす・フィロソフィ

私たちユニクロ154番店で働いていました

■ 私たちユニクロ154番店で働いていました ■

働いていました、という過去形なので当時のユニクロを思い出しながら著者が一緒に働いた仲間や先輩などを巡っていろんな話を重ねていくという内容なのですが、最近読んだユニクロの社長の柳井さんの視点とはまた異なり興味深いものがありました。
柳井さんの話では、ユニクロのようなGAPだったり世界のブランドと競争しないといけない会社では海外に拡大をして積極的に業務推進していくことことが生き残る必須項目であって、そのためにバングラデッシュなどのアジア各国にも投資を行い工場を建てて生産拠点を行い、ビジネス的には高品質で低コストを実現しつつもその国の雇用や発展に貢献している、という内容の説明がありました。

ちょうど今日は選挙活動最終日なので政治など見ますが、大阪はさておいて地方になると選挙の公約や内容が
「働く場所の拡大」とか「働く機会つくり」 など雇用政策が中心になって演説を行ったりすることが多いんです。それだけ働き場所がないという悩みが切実だったり、何とかして公共事業でもしてくれないか、という地方の悩みも大きいわけです。

掘ってまた埋めてのカネだけ使う公共事業もよくないですが、何かに投資をして引っ張っていかないと井の中の蛙状態になってしまうのも何となく感じます。私たちユニクロ154番店で働いていました、を読むともう少し視線を上にあげてほしいな、と感じます。雇用問題、労働条件、仕事をする意義とか、何で仕事をするのかとか。地方に行けば仕事がないと言っている中で、ユニクロがブラック企業など言うのは自由なんですが・・。

ユニクロではないですが、私自身セブンイレブンでバイトをしていたことがあったので、セブンイレブンというコンビニ業界トップの企業はそれはそれで楽しかったですね。基本の5Sとか業界特有の言葉とか、朝の唱和とか、仕組みとか物流とか、よく見ればすごいなと思うことがたくさんありました。今もセブンが好きだし、セブンでおにぎりなどが横になっていたりすると買うついでに自然ときれいに直したりします。「もうちょっとちゃんとフェイスアップせなあかんやん・・」とか思いながら。働いた期間はそれほど長くなくても当時お世話になった社員さんや、先輩などはその経験が今も活きています。ユニクロもそんなものかもしれません、外から見たらすごくいい会社だと思います、セブンも厳しい部分あってもいい職場でいい会社だったと思いますし。厳しい分顧客満足度も高くて、バイトにとっても大きな成長になる。

「世の中の人は何ともいえばいへ。 わがなすことはわれのみぞ知る。」
坂本龍馬の言葉。反発も批判も当然、と考えて進まないと経営などやってられません。いい言葉です。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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