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あんぽん孫正義伝


■ あんぽん孫正義伝

ソフトバンクの孫さんの歴史や人物をお父さんやその祖父など家族の歴史からさかのぼって人物像を浮き上がらせている内容です。あんぽんとは孫さんの元々の名前の『安本』さんの音読みの言葉。
この本を読んで孫さんの歴史やルーツが知れるというのもありますが、著者の佐野さんの取材力と文章力、推察力こそが何よりすごいと感じます。ここまで徹底的に取材に調査を行って現場での流れや感触を表現している本は最近読めてなかったので、そっちのほうが感動もありました。行動に至るにはその原因があるわけで、その行動の要因になる考え方や思考はどこかで身についていくものでしょうし、経験でなければ環境によって影響を受けていくというのもすごく納得。

孟母三遷という言葉のとおり、環境やルーツがとても大事なんだと。(孟母三遷は子供は周囲の影響を受けやすいので、子供の教育には環境を選ぶことが大切であるという教え。孫さんは母の勧めで子供のときに引越を行ってます)
そしてそのルーツから打破する力も。人物像がしっかり焙り出されれば、その行動原因が見えてきます。プロ野球に参入するエピソード、自動翻訳機を買うエピソード、そんなエピソードが出てきますが、読めば読むほど納得することができるのは、いろんな記事の事実が繋がるからかも、と思います。

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自己紹介

趣味はマラソン、サッカー。よく走り、よく蹴り、よく学び、よく仕事し、よく経営する。

常に明るく前向きに、夢を希望を抱いた経営を。

勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間の大切な徳。徳である限りこれを積むには不断の努力がいる。

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