念願の紀の松島巡りができました、勝浦港周辺の島々を巡るコースで、名勝をめぐってくれます。「ラクダ岩」、「ライオン島」なんかがありますし、山成島も見えます。
平家物語巻第十『維盛入水』
ちなみに、平清盛の長男が平重盛(しげもり)、そして平重盛の長男が平維盛なので、平家の嫡流で、本来ならば本家を継ぐ立場になっているのがこの維盛なのですが、なかなか武勇では力を出せなかったようで。
那智勝浦の山成島で入水して享年27歳、亡くなったそうです。
ただただ、それは実は違ったりなど伝説があります。平維盛はそこから高野山に行き、那智勝浦に戻ってきて色川地区で妻を娶り、生んだ子が平光盛とかとか、まあ昔の話なので逸話もいろいろなのですけど、とりあえず、維盛さんはなんで急に那智勝浦にやってきたのかは疑問なのでよくわかりません。熊野水軍あるからあかん気もしますし、闘鶏神社の由来になっている熊野別当たんかいさんは、平家と源氏どっちつくかで鶏戦わせて源氏についた、みたいな話もあるからなお平家来たらあかん気もしますけど、まあいいんです。
乗ったのはくじら号です、ホテル浦島さんへ行くのはカメ号です。
ぼく以外はみんな外国人でインバウンド効果をひしひし感じたりします。
ただ、平維盛と山成島と平家物語は通じるのか??船内は説明ガイドを日本語説明で行ってるのですが、これって英語で訳してもわかるんか?みたいなものはまあまあ思いますけど、たぶん理解されるのでしょう。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。